タイでは今日 8月12日は、シリキット王太后陛下のお誕生日で祝日。また「母の日」でもあります。
<プラユット首相ご夫妻出席のもと祝賀式典が開かれます>
プミポン前国王のお妃で、ワチラロンコン現国王陛下の母君であられるシリキット王太后陛下は
8月12日の誕生日で88歳になられます。近年の太后陛下は、体調が思わしくなく、入退院を
繰り返されておられます。 2017年10月のプミポン前国王の葬儀という国葬さえも公式の場には
一切お姿を見せていません。国民は今日を迎えると、いつもより太后陛下のご病状が気になるよう。
<昨年 公開された、ご家族で誕生日を祝賀するご様子>
シリキット王太后陛下は1932年のお生まれですから 88歳になられました。父の公務の為フランスに
行かれた折に、当時 フランスにご滞在中だったプミポン王に見初められ 1950年(70年前)に
結婚なされ、ワチラロンコン皇太子(現国王)、ウボンラット王女、シリントン王女、チュラポン
王女の1男3女をもうけられました。 お若い頃の趣味は、ジャズ演奏、ヨットと聞いています。
政務に大変ご熱心で、特に注力されていたのが慈善活動です。 1956年からタイ赤十字総裁を
務められ、75年には王立支援財団など多くの支援団体を設立され、貧困層の女性達の就業訓練を
サポートしていたことは有名です。 このような経緯から女性達から絶大な支持を受けていました。
財団設立の翌76年から福祉活動などの功績が称えられ、王妃の誕生日が「母の日」と制定
されました。この日を境に、当時 王妃への敬愛を示し、自分の母親への感謝の気持ちをも表す
ようになったと聞いています。敬愛する国王・王妃が父の日、母の日というのは説得力があります。
太后陛下がお生まれになったのは金曜日。周知の通り、タイでは曜日のラッキー色が
決まっており、金曜日の色は、『水色』です。今日12日、国民は 太后陛下と自分の
母親へのリスペクトや感謝の気持ちを表すために、こぞって水色の服を着ます。
バンコク市内をはじめ、タイの街中ではこの時期になる1週間くらい前から、太后陛下の
写真が飾られ、タイ国民は 水色の衣服を身に着けてシリキット王太后陛下をお祝いします。
母の日には日本では「お母さん有難う」と感謝の気持ちが一般的で、カーネーションを贈りますが、
タイでは白いジャスミンの花と「お母さん大好き」と書いたカードを贈るケースが多いようですヨ。
これはシリキット前王妃が「母の日」になった経緯が、そういう慣習にさせたのでしょうネ。
こうしてブログを書き込んでいますと、私も母に会いたくなりますが 天国まで行かなければ
会えませんので、もう少し我慢します。でも母は天国にいることを確信していますが、私は
「地獄行き」かも知れませんので、ずぅ~と、会えないかも知れませんけどネ(苦笑)。
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しかし、タイでの滞在時間は24時間以内とか・・・すぐにドイツにとんぼ返りのようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/97a02c1bbad7169d80ec88fb499558a3205d2f64
ラーマ10世の姉であるウボンラット氏が王室改革に名乗りを上げました。
「国は国民のモノであり、王室や軍事政権のモノではない」と宣言しました。
タイ国内では非常事態宣言が出ている中、タイ全土で反軍事政権デモが繰り広げられています。
そろそろ、タイ王国も曲がり角に来た模様です。
http://www.newsclip.be/article/2020/08/14/43083.html