携帯でメールを送るときは、ご自身のメール設定の確認は不可欠です。こちらから送信できません。
大阪講演会は定員に達しました。満員です。
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ちょうど去年の夏に、北海道はこの四都市に加えて、函館や洞爺湖に滞在しました。プライベートの旅行だったのですが、去年まで北海道はビジネスばかりで、観光したことがなかったので、夏の北海道はこんなに過ごしやすいのかと感激した思い出があります。
ただ、その旅行中に、知人数人の自殺や事故死の連絡が携帯に相次いでくる(函館で自殺の報せ、その後、釧路で事故死の報せ)という異常な事態に遭遇しました。僕の心の中では、実は勝手に、その時から、この臨戦態勢ははじまっている感覚なので、その場所に戻ることは、自分の手綱を締めなおす意味でもよかったと思っています。
それでも、北海道で、一年後に、こういうテーマでお話しするとは、よもや思いませんでした。今回は、道内のいろんな方や団体の協力で、連携しての開催になったため、料金などもこのような形式になっているのは、ご了解下さい(他地域と実費なども違うようです)。電話も掲載していますが、個人が受けますので、良識ある時間(午前10時から午後6時位まで)にしてください。申し込みなどはメールにしてください。
北海道の土壌調査の結果などは、この日までにお伝えできるように思っています。よろしくおねがいいたします。
<木下黄太 連続講演会in北海道>
【釧路】
と き:11月7日(月) 18:00開場 18:30開始
ところ:釧路市交流プラザさいわい(釧路市幸町9丁目1番地)
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会実行委員会
後援:脱原発ネット釧路、被災者支援ネットワーク釧路
問合せ:被災者支援ネットワーク釧路(TEL:0154-43-0697)
【帯広】
と き:11月8日(火) 18:30
ところ:帯広サラダ館(帯広市西22条南6丁目6-2)
チケット代:1000円
主催:十勝ネット市民の会
申し込み:100名先着 FAX, ハガキ, メールにて申し込み下さい
ハガキ宛先 : 帯広市東10条南13丁目1 ふるさと十勝内事務局
FAX : 0155-27-5337
メール : tokachinet@gmail.com
【札幌】
と き:11月9日(水) 18:00開場 18:30開始
ところ:かでる2・7 820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル )
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会in札幌実行委員会
後援:新篠津村クリーン農産物生産協議会
予約申し込みは下記のメールアドレスにお願いします。
問合せ:TEL:090-6210-5482 E-MAIL:sasaki.shin@lilac.plala.or.jp(佐々木)
【旭川】
と き:11月10日(木)18:30開場 19:00開始
ところ:旭川市勤労者福祉会館(6条通4丁目)2F 大会議室
チケット代:一般1000円 大学生500円 高校生以下無料
主催:発信局ほたる
チケット取り扱い:珈屋Lamp(末広東1条1丁目7-6)
こども富貴堂(7条8丁目)
きっちんらいる(鷹栖町16線8)
問合せ:発信局ほたる E-Mail:fanciful555@yahoo.co.jp(伊藤)
後援:旭川市教育委員会、自然耕房ホタルファーム、珈屋Lamp、風流里㈱
*********************
◎日程:11月12日(土) ◎会場:文京区民センター 文京区本郷4-15-14 ◎開場13:30 開演14:00~16:30 ◎申し込み・詳細:http://www.radiationdefens e.jp/archives/281 (このURLよりお申し込み願います) ◎参加費:1000円 ********************* 内部被曝研究の権威 矢ヶ崎克馬先生 菅前首相のブレーン 五十嵐敬喜先生 放射能防御プロジェクト 木下黄太氏によるレクチャー& トークです。 【第一部】 レクチャー 矢ヶ崎克馬先生レクチャー 「内部被曝のリスク」 【第二部】 トーク 矢ヶ崎先生・五十嵐敬喜先生・木下黄太氏のトークセッション 「本当のことを話そう」 ********************* ご応募お待ちしております!!! http://www.radiationdefense.jp/archives/281 |
東京都が毎年計っている新宿のポイントでの数値が出ました。
ここ数年間は、深さ0~5センチメートルの土壌で ヨウ素131、セシウム134はND(不検出)、 セシウム137は2.00Bq(ベクレル)/キログラム~3.67Bq(ベクレル)/キログラム
今回の数字を見てください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/09/20l9k300.htm
セシウム134 360Bq/kg セシウム137 430Bq/kg
セシウム合算で790Bq/kg
これまで数年間の平常値の、215倍から395倍の放射性物質が降下しているということです。東京の基準値はこの感覚で考えてよいと思います。というのも、放射能防御プロジェクトでの当初の平均値がセシウム合算で460Bq/kgでしたが、その後の個別の土壌調査などの結果を重ね合わせていくと(例えば霞ヶ関経済産業省前の植え込みで1万Bq/kgを超えたり、大田区の久が原で1300Bq/kg)、数字的に考えると、都内は700から900Bq/kg位が平均値になるかなという感覚がありました。今回の数字は、この感覚と合致するものですし、新宿のこの数字は、公的な東京の基準値で、東京が完全に放射線管理区域である事を、東京都が追認したデータでもあります。
ウクライナのキエフはセシウム137のみの平均数値と、チェルノブイリの放出の割合が137と134でおよそ二対一なので、セシウム合算だと当初は700Bq/kgを下回るくらいなのかなという推定もできます。この場合でも、東京はキエフ並みという当初からの僕の感覚が、今回の都の発表でも、裏打ちされたと思います。
例えば、それ以外にも清掃工場での飛灰はかなり多いままです。
一例は、9月14日の目黒清掃工場の飛灰の放射能濃度:セシウム合算3430Bq/kgです。
「これは二次災害以外の何物でもなく、行政の愚行です。以前、剪定した植物の焼却が焼却灰が汚染された理由のひとつだと行政も言っていたのに、無秩序にまだ植物の焼却を繰り返しています。これは、被災地のがれき処理以前の問題で、差し迫った緊急性の高い問題だと私は感じています。」というメールも頂きました。 目黒川沿いでは空間線量が高いという複数報告があり、実際僕も計測してみましたが、0.2μsvをたたくときが僕のガイガーでも多く見られました。世田谷南部から目黒通りを、計測しながら車で走らせると、目黒付近がやはり高いという実感は持っています。
こうしたことが、全て清掃工場が原因なのかどうかは断定できませんが、とにかく、高濃度に汚染されたエリアでは、その放射性物質の循環は止まらないということです。光のイメージでありません。微細な粉、目に見えない毒の粉のイメージをもってください。こうした粉があちこちにあり、飛び散り、くるくるまわっていくイメージを考えてください。こうしたものは、その地域の中の絶対量はなかなか減りません。ほんとに減りません。減らすのは大変な事なんです。だから、「そういった環境にあなたは、生きていけるのですか?」問いただします。特に、お子さん、妊婦、妊娠可能な女性は厳しいと再三再四、話しています。しかもα線核種、β線核種の危険な粒子の存在もあるのです。なんで、この東京で今までのように安寧な暮らしを続けることができると皆さんが思うか、僕にはやっぱり理解できないのです。ほんとにわからない。
========================================= 木下黄太講演会 IN 群馬・玉村町
日時:10月23日(日)開場午後1時半 午後2時から4時すぎまで。
場所:玉村町文化センター 視聴覚室 (定員82名)
http://www.tamamura-bunka.or.jp/
参加費:500円
申し込み:(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、(4)meglian2004@yahoo.co.jp へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる
予定の方は、その人数もお書きください。
なお会場は床なので敷物か座布団椅子などをご持参下さい。
参加費は中学生からは必要になります。
========================================
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
講演会は10/22(土)午前、横浜関内ホールの小ホール、10/25(火)浜松 で開催決定。後でこの記事で詳細を更新予定です。 この前後に伊豆伊東市や千葉の鴨川でも講演会開催予定です。
セシウム134 8696Bq/kg セシウム137 10693Bq/kg
合算で19389Bq/kg
一碧湖は、伊豆では有名な観光地で、僕も何回も行きました。山のふもとにあり、山から下に流れてくる水も多く、あたり山の中で溜まりやすい地形の場所です。この湖畔は、観光スポットで別荘地ですが、そこの道路わきの土壌でこれだけの数字が出たのは驚きます。側溝とかではありません。水は流れてきていますが、特異な場所ではありません。伊東の汚染がひどいことは、わかっていましたが、ここまでの汚染スポットが生活環境や観光地のすぐ近くにあるということをきちんと認識してください。自分が知っている場所が、崩れていく感覚はかなり辛いものがあります。
ガレキの拡散に僕は反対します。基本的に放射性物質を拡散させる事は、いろんな形で致命傷になります。ただし判断が難しいのは、汚染が同程度のエリアのものを、別の汚染地に移すということは、判断が難しくなります。
福島のものは移動させることは無理です。福島県内で留め置くしかありません。方法はまるでない。
同じ程度に汚染されている宮城南部のものも方法はありません。同様です。
さて、岩手や宮城県の大半のガレキをどうするのかという問題があります。
これについて、原則はその地域で処理していくしかありません。
しかし、その処理能力を超えたものをどうするのかということです。
それを、汚染がそれほどされていないエリア、中部や西日本まで持ち込んでいくことは断固として阻止しなければなりません。
これを許してしまえば、日本は放射性物質で崩壊します。各自治体に、国に、「受け入れ拒否」の声を上げなければなりません。放射性物質の影響を軽視して、マスコミ各社が各地で受け入れろとあきらかな世論誘導を繰り返しています。彼らの愚かな情緒論に惑わされてはいけません。これを許せば、日本の国は崩壊します。愚かな官僚や政治家の、極めていい加減な判断と、いい加減なマスコミの扇動で、この国の国土の大半を終了させかねません。ここは、一番の戦いになります。中部や甲信越のエリアから西側は拒否すべきです。東北でも汚染程度の低い、秋田などのエリアも拒否しなければなりません。汚染は汚染の広がっているエリアの中で決着しなければなりません。
こうなると、残るは汚染のあるエリア、関東で、大半の宮城岩手のガレキ処理を引き受けなければならなくなるということです。特に東京です。今回の話はそういう流れです。とするなら、この話を中部甲信越や西日本などの汚染が少ないエリアに拡散させては絶対になりません。東京が受け入れるから全国でというのはふざけた話です。
はっきり言いますが、東京は放射性物質の汚染がひどいです。宮城の大半や岩手と同じレベルか、さらにひどい汚染です。ガレキがきても現実には、五十歩百歩です。
東京の行政当局がこうしたものを受け入れることは、必要悪として判断するのかもしれません。僕はその判断がのぞましいとはまるで思いません。しかし、現実論としてそうなっていく事は想定できます。
関東でも比較的汚染が軽微な場所は強く反対の声もあげるべきとは思います。反対すべきです。
しかし、高濃度汚染の場所の場合、岩手や宮城のガレキを拒否する論理はむずかしいものがあります。都民はその岐路にあります。つまり、放射性物質があり続ける、まわり続ける環境の中で、あなたはいつまでいるのかという事です。
僕が東京に居続けられないのではないかと思っているのは、そこに中心核があります。汚染の中で行き続ける選択はおかしいと僕は思います。このガレキ処理の話は、またあなたに判断を求める話なのです。
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ブログのコメント欄で、他のブログやHPを紹介するものが多くなっていますが、リンク先に中身が問題のあるものや、商業利益に付随している場合が多く、困りはじめています。他の記述は反映しても構わないですが、そういうリンクがあると反映されにくいです。了解してください。
========================================== 木下黄太講演会 IN 群馬・玉村町
日時:10月23日(日)開場午後1時半 午後2時から4時すぎまで。
場所:玉村町文化センター 視聴覚室 (定員82名)
http://www.tamamura-bunka.or.jp/
参加費:500円
申し込み:(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、(4)meglian2004@yahoo.co.jp へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる
予定の方は、その人数もお書きください。
なお会場は床なので敷物か座布団椅子などをご持参下さい。
参加費は中学生からは必要になります。
========================================
僕のブログ記事と関係ない、読んでもいないし、具体性のないコメントが多かったです。違う事が多くて、よまずに書いてきていることがありありです。
また、パターンですが、「僕があたまがおかしいので精神科医の受診をしろ」という自称医師などが書き込んできます。この人が本物の医師と、コメントの抽象さからみても、判断はしていませんが、少なくとも僕は直接、何人もの医師と話していますし、前もブログに書きましたが、オウム取材などの関係もあり、かなり有力な大学病院の精神科医とも情報交換を継続しておこなっています。こういうことを行っていると書いているのに、それも踏まえずに意味のないコメントをわざわざ医師がしてくるほうが不自然です。
ここまで、意味のないしつこさは、お金をもらってコメントしている行為が大半と判断しました。本当に無意味なので、そういう判断をしたものは、コメント承認しません。
何回も同じことをいいますが、私はメールアドレスをあきらかにしています。なにか文句があったり、どうしてもこちらに強く意見をされたいなら、自分の名前、身元や連絡先をあきらかにし、メールしてください。きちんとした方なら、お電話やお会いしてお話いたします。こういうことを何度書いても書いても、きちんとした問い合わせはありません。僕には、ちょっと、あほらしくなります。
きのうは、本当に人の命というものを守っていくということについて、責任を痛感しない、発言を聞かされて、大変ショックでした。人間として許せない感覚の発言と僕は思います。人の命をなんと考えるのか。自分たちが、人の命を守る覚悟を、いろんなプロ的な職業人たちの多くが放棄している、今の日本の現実も僕には、許せないものがあります。こうした人々が、人の命や健康を軽視していく事は絶対に許されない事です。僕は、きのうの午前中からこのことを何十時間も考え続けています。そういう人たちは、いったいなんのために仕事をしているのか、僕には全く理解できません。
次に、放射性物質について、何回も何回も同じことを言いますが、わからない人があまりに多く、ぼくには理解できません。
ツイッター上で、多分創作キャラの福島のママが、色々科学者に聞くと、危険がないことがわかったというとりまとめがあり、これが正しいという人々が多数いるというどうでもよい話があります。そこでは、ずっと空間線量が、チェルノブイリ並かどうかという議論がなされています。空間線量、外部被曝の感覚でいつまでもどこまでも議論しています。正直、ほんとに、こんなものに価値があると言い張る人々が多くて僕はよくわかりません。多分、これは、工作に近い作業の匂いが漂っています。
空間線量、つまり外側から、人体に向う、放射線、たとえるなら光のようなイメージでしょうが、これのみなら、本当に高くならないと、人体に明瞭な害はありません。まず、これを年間一ミリの基準で考えるのが基本で、この上で、どこまでなら許容できるのかと考えるのが、普通の感覚です。人により、性別により、年齢により、異なります。どちらにしても、外からあたるイメージです。外部被曝。
東海村の臨界被曝事故は、放射線の事故でした。なくなった方たち以外の被害が、最小限に済んだのはそのためです。
今回の事故は、放射線ももちろん高く出ていますが、東北の大半と、関東全域には大量の放射性物質が降りました。
これは、光を放つイメージだけでなく、それ自体が非常に小さいものですが、毒物の粉塵のようなもの、花粉のようなもの、粉のようなもののイメージを持ってください。しかも、人が中に取り込むとものすごく毒になるもの。そうしたものが放射性物質です。そのなかで、わかりやすく計測できるのがセシウムです。セシウムが最も毒性が強い訳でなく、指標としてセシウムで見ているだけです。
この放射性物質は、甲信越や静岡まで降り注いでいます。この放射性物質を取り込む事が怖ろしいのです。それが内部被曝。
放射線と放射性物質という感覚。光のイメージと、毒のある花粉のイメージ。外部被曝と内部被曝の違い。吸気、接触、食事などから取り込まれる感覚。この感覚をしっかりもっていただかないと、本当に困ります。放射性物質土壌調査をおこなう意味がそこにあるのです。
群馬講演会の詳細です。現在、浜松市や千葉・鴨川でも講演会の依頼がきています。沖縄も開催するかもしれません。確定次第ご連絡いたします。
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木下黄太講演会 IN 群馬県
日時:10月23日(日)開場午後1時半 午後2時から4時すぎまで。
場所:玉村町文化センター 視聴覚室 (定員82名)
http://www.tamamura-bunka.or.jp/
参加費:500円
申し込み:(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、(4)meglian2004@yahoo.co.jp へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる
予定の方は、その人数もお書きください。
なお会場は床なので敷物か座布団椅子などをご持参下さい。
参加費は中学生からは必要になります。
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僕が避難をすすめているから、医療機関の受診をしないように主張してるという勝手な捏造情報を、書き込みをする人間がいて、本当に馬鹿馬鹿しいです。ぼくの講演会などで直接、話を聞いている人はよくわかりますが、僕は再三再四、医療機関に行くように話しています。セカンドオピニオンまで受ける大切さも、話している。こんなことも僕がしていることも全く無視する感覚を前提に「医師」と称する人間が書き込みをしてきます。前にもくだらない「医療従事者」と名乗った実体のない人間の書き込みがあり、また最近も同じ関係者が、しつこく書き連ねています。なにかこちらに物申したい、そういう書き込みをするなら、僕と話したいと名前を名乗って、接触してくるのが普通です。いつも、まともな思いがある医師は、名前を名乗り、身元も明らかにして、僕に接触してきます。僕を何か諌めたい意向がきちんとあれば、そういうことを普通はきちんとします。変な匿名の投稿にしてくるのかは、何かの偽装でなければ、本当に変。
僕は現実に生きている人間で、公の場にも姿を見せますし、連絡先も明示しています。ぼくにそんなにイイタイコトがあれば、なんで直接言う人間がいないのか、さっぱり理解できない。文句を言いたかったり、ぼくのしていることが気に入らないなら、何で言いに来ないのか、本当にわからない。僕は、自分がはっきり主張する人間だから、言いに来なくて、匿名の誹謗中傷か、陰口しか聞こえてこない、この状況が、本当によくわからない。あほなのか、こいつらは、としか思えない。
前に、「夫が木下さんの誹謗中傷をネットでしていて申し訳ない」と詫びられた事もありました。そういうこともあると思います。気持ちは理解しますが、よほど文句を言いたいなら、名前を名乗ってメールして、僕ときちんとやりとりをしたほうがよい。ネットの誹謗中傷は、あなたにとっても何のメリットもない。何も解決しない。
本当に文句があるのなら、現実にどういうことを主張したいか聞きますから、きちんと言いにきたほうがよい。逃げていても意味がない。どうして逃げる人ばかりなのか、この国は上から下までと、どうしても思ってしまいます。
きのうの印西の講演会は切迫した雰囲気でしたし、そもそも駅から開催場所までのエリアが0.37μsvをたたき出すような高線量エリアでした。この時期で、ここまでの状況がある、エリア周辺の方の感覚が、僕にも強い緊張をもたらしました。少し怖い数値ですが、その事が、僕の心にもいろんな意味で、緊張を与えていただいたと思いました。
この講演会の質疑の中でも、お子さんの体重変化の話がでました。とにかく、変わんないか、減っているという話です。減っている、もしくは変わらない状態が半年近く続いているなら、注意が必要です。こうしたことが、おきていないか、慎重に見極めたいです。夏場はともかく、涼しくなった秋になっても、体重が増えない子供たちが多くでると、由々しき事態になります。
とにかく、お子さんの体重を記録し、その変化をチェックしてください。それは、本当に大切な事です。被曝対応の要の一歩ですから。
本日は午後二時開場で印西市文化ホールで講演会です。宜しくお願いします。
「無脳症」の報告がまた増えました。二十代後半の沼津市内の女性が、震災後に妊娠が発覚し、順調と言われていたのですが、無脳児とわかり、堕胎しました。その沼津の総合病院では、一年に一例も無脳症はないそうです。
「無能症」というのは、通常時でも、おきない症例ではありませんが、いろんな形で続けて報告がくると訝しく思っています。頻度が多すぎる気がします。これは、普通の感覚で平常時におきる頻度を超えている気がしています。
他に、嫌なのは都内の知人の複数に身体異常の話が聞こえ始めたという事です。甲状線関連、ホルモン関連、体重減少など、見知っている人たちの中で、いろんな事柄が通常の頻度を超えておきはじめているというのが、僕の印象です。まだ、具体的に足がとれたところまででは、ありませんが、なにかおかしな状態が身近にも迫っている感じがしています。
体重減少は、子どもだけでなく、大人も聞こえています。この話は要注意です。子どもと若い女性は、特に注意を。女性の場合は、顕著に体重が落ちていないか、子どもは、体重の増えない時期も一般的にはありますが、半年近く増えていない場合は、疑いを持つほうがよいです。
神奈川県の葉山付近からは次のようなお話が来ました。これも気になる「紫斑病」という単語が見えます。
「子供の健康状態について・・・集団発生とかではないのですが、
友人の子供(4歳男児)が、8月に特発性血小板現象紫斑病という病気になり、2,3週間の入院をしました。
その友人いわく、入院中の院内で知り合いや友人の子供たちが入院してるのに出くわし 驚いたといっていました。
また同時期ですが、別の友人の子供(0歳男児)が喘息で数日の入院。
たまたまのかもしれませんが、これまで知り合いの中で子供の入院などとう話はほとんどなかったため
急にそんな話が増えて、ちょっと不安になっています。」
できもしない除染をして、住民を戻すといっている日本政府は、完全にまともなものではありません。まがまがしい国に僕らは生きている実感は、持ってください。原発から半径20~30キロで5市町村に出ていた「緊急時避難準備区域」の指定を一括解除することから、わかることはこれだけです。
文部科学省とアメリカ政府の航空モニタリングの結果で、衝撃を受けている方も多いですし、中には驚く事に楽観論をいう方がいますが、あの調査は極めて大雑把な状況の見取り図でしかありません。土壌調査すると、まったくレベルの違う高い汚染が普通に見つかります。傾向として、正しいですが、具体的には、かなり状況が違います。はっきり言って、もっと深刻です。栃木県の下野市での土壌調査が40000Bq/㎡を超える結果で出ていますが、モニタリングではもっと低いレベルを指しています。こうしたことは、あちこちでおきています。こういう調査は、実際、きちんと精密にやるのは、少なくとも五百メートルか一キロのスクエアで、こまめに調査しなければ駄目です。そうしたことをやっていないで、ごまかしています。
個別土壌調査 単位はBq/kg
山形県米沢市(西部)
1.雨どい下(砂利下の土)Cs-134 14.8 / Cs-137 18.8
「砂利が土を覆っていたので、他より数値が低くでたのか?」
2.庭の土 Cs-134 61.7 / Cs-137 84.4
3.畑の土 Cs-134 38.4 / Cs-137 44.5
2009年の山形県Cs-137は14Bq/㎏なのでおおよそ6倍の汚染と捉えてます
「先日、環境省より除染地域の土壌量の試算に山形県が入っていた事に、県の副知事が『風評被害を招くので困ります』と抗議しています。汚れたものを綺麗だと言い切る県の対応に、どこまで頭が悪いのかあきれてしまいます」
プルトニウムの検出が飯館村などで、確認されました。予想通りですが、プルトニウムがどこまで拡散しているのかは気になるところです。このニュースが流れて、避難地域外に住む、福島在住の方が電話してきて「木下さん、もうこれで、完全に撤収です。いられないです。」と電話があったのは、嬉しかったです。危険なα線核種、β線核種は飛んでいます。福島のみならず、関東も危険なのです。
さて、きのうから福島第一原発周辺で、小さい地震が相次いでいる事は懸念しています。この情報は、精査を続けています。
きょうは立川で講演会。このため、移動します。あすは、千葉県・印西で講演会です。
大阪と京都でも講演会がきまりました。群馬を追って開催連絡いたします。