You Tubeの動画などで、公道を300km出して走る場面を見ると、私もスピードを追求してきたものとして、ついつい自分も、これくらいできるという妄想に駆られます。
実際は、レース場でしか経験のないものを、公道でもできてしまうような錯覚に陥ります。
直線を300km、カーブを200kmで旋回するなど、レース場ではごくしぜん普通の光景です。
しかしこれを、You Tubeの動画のように、公道のワインディングでやるとなると、狂気以外の何物でもありません。
民家や歩行者、自転車、低速走行車、対向車、交差点、ブラインドコーナー等々、数えきれない不確定要素が、事故への誘いとなります。
ひとつ気になることがあります。
本来、You Tubeなどへの、動画投稿は、日々どんどん新作が出てくるものですが、世界中にこれだけライダーがいて、そんなに数が多くないのは何故か、考えてみました。
You Tube内だけで見てみると、スーパーライディングの、投稿用ショットの成功率は、かなり低いものになっているようです。皮肉ですが、スーパーライディングの失敗が、事故映像になり、それがかなりのヒット数になっているようです。
特に、笑える程度の転倒シーンはいいのですが、スーパーライディング映像の失敗は、強烈な死亡事故映像になっているようです。
びっくりするほどの、スーパーライディング映像の成功者も、それ以降のトライで失敗することが多いようです。それ以降の失敗で、身体障害を受けたり、死亡している場合も少なくないとのことです。
結果からすると、何かを追求するとは、今の壁を越えるということで、無理をするということです。
公道での無理は、あの世への特急券です。
公道での無理が、どれだけ無謀か、見つけた映像を紹介します。
公道で、300kmでの事故現場だそうです。(映像最悪!自己責任にて視聴)
http://www.bagofnothing.com/bike2.jpg
これはノーヘルでの事故のようです。(映像最悪!自己責任にて視聴)
http://www.liveleak.com/view?i=b48_1281813911
これは、追い越しのシーンです。
http://www.youtube.com/watch?v=fJ9hKpsulmY&feature=related。
これも追い越しのシーンです。
http://www.liveleak.com/view?i=c86_1291480098
対向車線バイクは何も悪くありませんが、スピード出過ぎで対応できません。
http://www.liveleak.com/view?i=9dd_1295772850