なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、左前フェンダー上トランク縁の前の方を錆取り2日目

2021年11月07日 21時51分06秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは5時間でした。

前回に「左前フェンダー上トランク縁の前の方」をほどほどに錆取りしました。

そして錆穴が貫通したんです。

その錆穴貫通がトランク内側からどうなのよと確認です。

錆穴の周りに赤錆が盛大に広がっているじゃん。

ってことは、すでに微妙なクラックめいた錆穴は開いていたってことですよ。

トランク縁立ち上がり角部分の錆穴ですよ。

これをトランク内側から見ると

この鉄板合わせ部分のところだけ錆びているんです。ということはトランク内側から錆が入っている可能性があります。

なんでトランク内側からなの?ってそりゃートランク上の縁ゴムが破れていて走行中に前から乗り越えて雨水浸入、それがつたってこの袋に溜まり腐っていくというあらすじなのでしょう。

さあー問題箇所ですよ。今日の試練ですよ。

フェンダー固定ボルトのブラケット部分です。

そのブラケットがブリッチしている下が錆びてます。

錆だけならまだしも錆穴ですよ。それも大きいクレーター状になっていますよ。

錆穴がなければリューターを差し込んでほどほどに錆取りしてから錆転換剤と考えてました。

ブラケットをめくることはしたくないのです。

なんとかこのままで裏からパッチ鉄板を当てて薄くコーキングを入れてみるとかを模索します。

まずは現状の錆をできるだけ取り除くのが優先なので、細い刃先のリューターを差し込んでガリガリやりましょう。

「プシャーッ」って景気よく赤茶色の粉塵が上がります。

「ジャーッジャーッ、スッ」あれれ。穴貫通。

「ジャーッジャーッ、スッ」また貫通。

ダメだ、この隙間は全部錆クズだわ。

はあーっ。大事になりますよ。今日にここを攻略できるか不安になりますよ。

錆クズを処置するためにブラケット部分を取り外します。スポット溶接を剥がすんですよ。でも車体フレームの鉄はなるだけ残したいという。

で、馬鹿にしているのかーと思うのが....。スバルのフレームは0.8mm厚みの鉄板です。溶接されているブラケットは1mm厚みです。そのブラケットを剥がすってどっちの肉が削がれると思う?

いやいや、フレームの鉄をなるだけ残すのだと地味に慎重に溶接を飛ばしました。

そしてご開帳でーす。

うわーっ。すごーっ。

キーマカレー指数が濃ゆいよ。

もちろん取り外したブラケットの合わせ面は錆肌さんです。

さて、キーマカレーを取り除きますか。

いろんな研磨道具をぶっこむのですが、車体フレーム鉄はなるだけ残したいのよね。だって薄い鉄板だからね。ちょっと刃先を押し込んだら開通するよ。

そしてここまで追い込んでみました。

くぼみ部分は、その上にフェンダーパネルを固定するタッピンクネジが刺さるのよ。ネジ先のクリアランス確保で凹み設計されているんです。

ということで凹み部分の穴塞ぎで厚みのある鉄板は使えませんよ。かといってハンダ肉盛りだけで埋めるというのも残っている鉄の厚みを考えると微妙なのよね。

えーい、私の所有物で一番薄い鉄板を貼り込んでやれー。ってパーツクリーナー缶を切り開いてパッチ鉄板作ってハンダべったりで貼り付けました。

後に自分が見るように別角度からの写真です。

ブラケットを新規作成します。錆クズをお手本にして1mm厚み鉄板から切り出して折り曲げてこんなのできました。長穴を開けるのにプチ苦戦しています。

こやつをどうやって貼り付けるかですよ。

溶接する術はもっていないので、ボンド貼り付けにするかハンダ貼り付けにするかです。

フェンダー固定のシールが切れたら雨水がくるところなんだよなー。シール切れなければ関係ないんだけど....。水が来る可能性も想定すると、JBウエルドといったボンドよりもハンダの方がいいかと考えます。

1mm厚みの鉄板をフレームにハンダでべっとりと密着接着です。なかなかに難易度高いですよ。

先に下に貼り込んだ薄いパッチ鉄板を熱で浮かさないように貼らなければなりません。

100W鏝、200W鏝、ガスボンベトーチをあーだこうだと組み合わせて貼り付けてやりました。

ペンチでおもいっきり引っ張っても外れませんよ。ハンダといえど面接着での接着力はなかなかです。

それでもちょっとハンダ層の厚みが0.5mm程できちゃった。ぴったり密着を狙ったんだけどなー。悔しいなー。板厚を加えるとブラケット部分は1.5~2.0mm浮き上がるってことになるんだろうなー。

「トランク縁立ち上がり角部分の錆穴」も塞ぎましたよ。

ライト周りの縁頂上部分に開いていたパネル合わせ部分の隙間もハンダもりもりで塞ぎました。

ここまでやったら気力が失せた。というか、まだ体調回復してないなり、なんかダルイなりよ。

でもこのまま鉄肌露出放置はいけないよなー。

かといって穴をふさいだままのボコボコ肌の上にプラサフってのもなー。

いい加減な気持ちでパテを練り始めます。

そしてペトペトとやる気の無いなすくり作業でした。

本日はスバル弄りはこれで終了です。


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