どんどん、遅れていっております。💦 松浪先生の「お言葉」
東北女学校の受験が上手くいかなかったと思ったおりんちゃんは、布団を被ってフテ寝をしていました。
そこに訪れたのは松浪先生。
これを中をご覧なさい。
おりんさん、合格したんですよ!東北女学校の試験に!
松浪先生がちょうどこちらにお見えになるので、
持ってきて下さったんですよ。
おめでとう、おりんさん!!
(メッチャ芝居がかった台詞・・あ、芝居でした。)
おめでとう、はね駒。合格おめでとう!良かったねおりんちゃん。
わざわざ合格通知を持ってきてくれた松浪先生を尻目に、合格の嬉しさのあまり、どこかへはね出すおりんちゃん。まさにはね駒です。お~い、どこに行くんだ。試験の前日当日のグタグタぶりで、あれでよく合格できたよね。
まず先に、ついでとはいえ わざわざ合格通知を持ってきてくれた松浪先生に、お礼を言いましょう。おりんちゃんのはね駒ぶり、あまりのお子様ぶりに、いささか困っております。社会的規範をまず考えてしまう私、「朝ドラ」なんだから、もっと気楽に大目に見られたらいいんだけどね。
おりんちゃんは「底抜けに明るくお転婆で積極的で、ちょっとドジだけど可愛い」まさに朝ドラのヒロイン王道の性格ですが、最近のヒロインは(2008年以降に限ると)ドジのボケっぷりは 前ほどでもありません。
おしんは、朝ドラ史上一番に賢く目先がきき器用で何でもできて、ドジさボケさは全くなかった。カーネーションの糸子は、朝ドラ史上一番に気が強くてガラが悪くて たくましかった。あまちゃんのアキは、ドジでボケの方向には向いているけど、アキの気弱さ劣等感に共感できた(時々ずいぶん度胸はあった)。
おそらく、1986年に観ていた時は、おりんちゃんに今のようにイラッとはしていなかったと思うのは、私がまだ20代で若かったから。いまや、おりんちゃんの祖母の年齢になってしまい、母がよく朝ドラはウルサイと言っていたのを思い出します。母と同じくヒロインを微笑ましく見るには、私はもう若くはない。
今日は松浪先生よりも、気になっていた純真無邪気天真爛漫、まさに天衣無縫、ドジでマヌケな亀?のおりんちゃんの朝ドラヒロインの「王道」の性格について考えてみました。