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『阿久悠が挑んだ音楽界との戦い』1977年にタイムスリップ

2014年05月21日 | TV・ラジオ・CM・映画

阿久悠さんの前に、今朝のNHK「朝イチ」の特集はアスパラガス。
そのアスパラガスの画像のBGMが何故か「太陽を盗んだ男」の
サウンドトラック、お馴染みの曲「YAMASHITA」でした。

     

AMAZONの下の方で、視聴できます。⑤です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%82%92%E7%9B%97%E3%82%93%E3%81%A0%E7%94%B7-%E2%80%95-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B00005NJXS

いったいアスパラガスと、太陽を盗んだ男の何が繋がるのか、
全然わかんない??
でも、朝っぱらから「YAMASHITA」が聴けて気分は良かったです。
お店でも、よくアスパラガスが売れました
※追記、 太陽を一杯浴びて育つ、アスパラガスってことかしらん?
 
                     

さて、昨日のBSジャパン 「あの年この歌~時代が刻んだ名曲たち~」
テーマは、『阿久悠が挑んだ音楽界との戦い』1977年にタイムスリップ

http://www.bs-j.co.jp/anotoshi/

時代が音楽を作り。音楽が時代を作る
ですが、作り手にジュリーよりも「
津軽海峡冬景色」に思いいれが
あるのか、この曲ばっかり流れて そこはつまらなかった。
だから別にアップしなくってもよさそうなもんだけど、最後の最後に
私的に、ちょうど読んだばかりの本と、リンクしてしまったのだった。


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1977年、昭和52年は、王貞治が756本達成、
スーパーカーブームカラオケブームが起る。
音楽界を変革する作詞家、阿久悠。



この年の1位獲得曲は



北の宿から、青春時代、SOSと阿久の作品が続き
失恋レストランで、阿久悠が止まり、その後カルメン77
その後、6月まで阿久悠の一位は遠ざかる。そして!!

6月第三週「勝手にしやがれ」が一位に~



が、わずか一週で「渚のシンドバット」に蹴落とされる。
が驚くべき事態がおこる。
「勝手にしやがれ」 がピンクレディーを蹴落とし返り咲いた。
がその後「渚のシンドバッド」がジュリーに代わり返り咲く。



もうピンクレディーの勢いは止まらない、
「ウオンテッド」「UFO」でこの年を〆た。
阿久悠作品が1位39週という大記録を打ち立てた。



1977年のヒット曲



売れた順では、ジュリーは年間4位

第一次カラオケブームによって、歌謡曲、演歌が変わって
歌詞の重要性が増した。阿久悠の生み出す歌詞は多くの人の心をとらえた。

阿久悠は様々なタブーに挑んだ革命児だった。
常に時代の真ん中をとらえ、時代を鋭く切り取っていった。
「時の過ぎ行くままに」はあの三億円事件、時効を迎えようとする
犯人の心境をイメージして作られた。



「サウスポー」は王さんの756本から。
4分の歌詞で、2時間の映画の感動を作ろうとしていた。
その為、冒頭の数十秒までにインパクトのある情景が
連想されるよう作詞したという。

これまでの様々な物に戦いを挑んだ阿久悠、これまでの音楽を
変えてやろうという、強烈な思いが有った。
①等身大の自分を歌う、フォークミュージックとの戦い。
非現実的な空想や、男女の究極的な理想など、フォークと逆の世界。
(※これぞジュリーの世界。ジュリーの、あの声と美貌が非現実的な世界を描き出す!)



②演歌のタブーとの戦い、弱い女から自立した女へ。

③芸能界との戦い
大手芸能プロダクション、レコード会社の意向で決まっていた
キャスティングに風穴分けたのが「スター誕生」
既存のシステムを壊し、新しいアイデアを立ち上げる。



阿久悠はその信念で変革を起こし、今に通じる新しい常識を作っていった。

阿久悠の言葉
「歌は時代とのキャッチボール、時代の飢餓感に
命中することがヒットではなかろうか」
 
                    

私が読んだ本とリンクしたのは、
③芸能界との戦い  大手芸能プロダクション・・・
のところです、この大手芸能プロ、というのはジュリーのいた
ナベプロ、そのものを指しています。「スター誕生」は
ナベプロ帝国と真っ向から対立した企画でした。
「スター誕生」を放送していたTV局の製作の「トップ10」に、
ナベプロ所属の歌手は、全て出ていない。
長らくジュリーがヒット曲があっても出なかったのは、その辺の事情もある。
※追記
 「トップ10」ではなく「紅白歌のベスト10」の間違いでした。


 

みんなからのコメント コメントする

YUMIちゃん、今晩は~♪
コメントどうも有難うございます(^^)
ジュリーは阿久さんの歌詞が、あんまり好きではないような事を
言っていましたっけ。
でも、阿久さんの詞は、当時のジュリーを間違いなくカッコ良く
美しく見せてくれましたよね!阿久さんは偉大な方です✨
ananさん、コメントどうも有難うございます♪
>「映像は石川さゆりさんだけ、何かあるのでしょうか」
私も、何かあるのかしら?と思いました(゜∀。)
ピンクレディーに至っては、写真さえも使わずにイラストのみ。
やっぱり何かありますよ、きっと・・・
こんばんは~!

阿久悠さんの情報ありがとうございます。
阿久さんの詩をジュリーが歌うと、情景が浮かんで来るから素敵なんですよね~!
saoさん
おはようございます(^^♪

朝イチの情報、ありがとうございます。
理由はどうあれ、曲が流れるとファンは嬉しいですよね(^^)

BSジャパンは、映像が使われたのは石川さゆりさんだけでしたね。
なんかあるのでしょうか・・。
  • anan
  • 2014年5月22日
コメント