昨日、福岡での公演が終わったと思ったら、早くも ジュリー様ご一行は、明日から名古屋です。お疲れでしょうが、公演が無事に始まりますように。
J友様から教えていただきました。有難うございます(^-^)
拓郎さんがジュリーの事を語っています。「ジュリーと組みたかった」
ジュリー以外のところも興味深く面白かったです。ジュリー話は21分ころから。
磯前順一さんが『日文研』(国際日本文化研究センター広報誌)56号で「虚空を映し出す大きな瞳-一九七〇年代の沢田研二論」
※2014年の京都のラジオで放送した内容を、文字にされたようです。
http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/nich/2016-03-31/pub
この『日文研』(国際日本文化研究センター広報誌)56号の項目に「浪花千栄子」さんの章がありました。浪花千栄子さんは勝新さんの映画「悪名」で、因島の女親分を演じた方です。
映画の最後で、女親分が勝新さんの朝吉を懲らしめるために、ステッキで何度も何度も朝吉を打ち据えて映画は終わります。その表情が冷徹でとても怖かった。 浪速千恵子さんの女親分さんは、威厳のある怖い女親分でした。ジュリー版の「悪名」は、その映画の後の物語ということになっているのだと、映画を見たおかげでわかりました。14年の初演を見たときにはわからなかった、女親分と朝吉の関係や、シルクハットの親分の関係も理解できました。
映画で中村玉緒さん演じるお絹が「一冊いれてほしいわぁ。せやないといや!」
「ほなついでに生駒さんに誓うたるわい」「あなたを一生の妻にします]
この辺の台詞は全く同じでした。(^-^)
浪花千栄子さんといえば、アラ還の私には「オロナイン軟膏」です(^-^) 記事を読んでいたら、ジュリーの演じた「桂春団児」の初演舞台のことも出てきて、さすがに関西、ジュリーとは浅からぬご縁があるのね、と思いました。
しかし浪花千栄子さんが、まだ60代で亡くなった後のことは、かなり切ないエピソードが語られていました。大女優とはいえ、後を管理する人が誰もいなかったのかという、哀しくなるようなお話でした。(寸でのところで守られました)ジュリー様の大切な歴史は、私たちファンが大事に守り続けて 次の世代にも伝えていかなければと思います。
J友さんから、京都相国寺の藤の花