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「大悪名」大阪・2日目

2017年05月11日 | ライブ・公演・舞台

J友さんからです、舞台で大活躍の女優松永さんのブログ

千田訓子さんのツイッターに画像が・・ 奥の黒い帽子の人物はだれ?


行く予定は無かったのですか、2日目の大阪の舞台に行ってきました。

J友さんのJ友さんが今日の舞台に急に行けなくなり、昨日代わりに行く人を探しましたが 急な事で見つかりませんでした。前方席で空席はあまりにもったいないので、私が急遽行く事にしました。仕事は明日やります、さいなら!と言って早退し(職場の皆様どうもすいません)走っていきましたが、開演時間には間に合いませんでした。 それでも、加納さんの劇中劇には間にあいました。

舞台を観ていてやっと気がついたのは、加納さんが演じているのは女形を演じる男性の役者の役ではなく、完全に「女性」の役だった・・・女剣劇一座の女座長その人です。「みどり」という名前で気がつけよジブン・・・誠に面目ないです

それよりも、今日の2日目のお客さんの反応は、初日の観客よりもずーっと ビビットなものでした

登場したジュリーが網代笠(あじろがさ)を脱いだら、満員の客席にどよめきが起こりました。初日の反応よりもずっと大きいものでした。お隣の上品そうな女性からは「ジュリーの頭はどうなっているんでしょうか?」と聞かれて、その事実を信じられない様子でした。初日の観客はネットなどで前もって知っていた人が多かったのでは?

今日もジュリー様たち一座はアンサンブルがよく熱い舞台を繰り広げてくれました。出演者のそれぞれに見せ場がありながらも、長い時間が散漫にはならず、目にも耳にも楽しませてくれました。「大悪名」という題材からしてとても女性向けとはいえない任侠の世界なんですが、これはもうレビューみたいなものなのかもね。

幕が下りると観客のアンコールの拍手が起こり、再び幕が上ると多くの観客が一斉に立ち上がりました。これも、なかなか立たなかった昨日の初日とは違いました。初日は演じる方も見る方にも、硬さがあったのかも・・? 観客の熱い反応には、演者の皆さんも嬉しかったのではないのでしょうか。ますます、明日からの大阪公演が盛り上がりそうな気がします

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②大悪名(大阪初日)

2017年05月11日 | ライブ・公演・舞台

帰ってきました、やっと頭の中の興奮が整理されつつあります。

思ったほど蒸し暑くもなく、肌寒いくらいだった大阪。この茶屋町のドラマシアターに、もう何年通っただろうか。ジュリーとの音楽劇の想い出を、ほぼ毎年積み重ねてきましたが、14日の日曜日でもう来ることもなくなるのだろうか・・・ 淋しさを感じながら地下の劇場へと向かいました。

J友さんと出会い、チケットを受け取ってやれやれと一安心。台本も無事に買えました。女性たちで満員の熱気の漂うドラマシティー、座席は8列の右側でした。ネタバレしてます、気になる方はスルーして下さい。



オープニングは、大勢の出演者たちが、一同に会して歌声を響かせます。

シスターにヤンキーに任侠に子供に大人・・・出演者の着ているものが

てんでバラバラで、まるで統一性がない。

その無国籍な雰囲気には、ここはどこ?彼らは何者?

いったい、これから何が始まるのか?全く見当もつきません。

でも華やかに明るく 歌い踊る大勢の出演者たちの姿を見ていると

気持がワクワク高揚してきて・・

これから始まるのはカーニバル、それも飛びっきり楽しい物に違いない!

そう思いました(^-^)


ジュリーが登場、網代笠を脱いだら・・・ 潔いほどに綺麗に

ツルリと 何にも有りませんでした。

前からそれだけは噂に聞いていたので、それほどのショックもなく

意外に似合っていましたよ。

その姿は悟りを開いた枯れた、任侠の元八尾の朝吉か?

つくづくとファンになってから50年。昔から色々と様々な髪形の

ジュリーを見てきたもんだなぁ~若く美しかったジュリーの昔を

脳内で振りかえろうとしたら・・


そんな昔の私の感傷をすっかり、きれいさっぱり消し去ってしまったのが

ジュリーの心に響く歌声でした。

なんとその歌詞のひと言、言葉が心の奥深くにまで沁み込んでくるのか。

19歳のジュリーの甘い声と美貌が、一瞬にして小学生の私の心を

掴んでしまってから半世紀。

またしても、来年は70歳になるというジュリーの甘く響く声に

囚われてしまいました。

その魔法の声が私を優しく包み込む。

この世界のどこにも これ以上私の心を掴む声はない。

私はこの人の声に一生囚われ続けると、改めて確信しました。

ジュリーの声は年齢を越え 衰えを知らない魅惑の声です。

 

共演者の皆さんも、見所が満載の素晴らしさでした。

あの豪華な共演者を、夫々にいかそうとすれば総花的なことになって

お芝居が散漫になりはしないか?という危惧もあったのですが

そこを踏みとどまり、出演者の見せ場を作ったのはマキノさん。

加納さんの女形はさすがで、劇中劇まで見せて貰えて得した気分です。


大好きな土居裕子さんの、玉をころがすような美声はやはり素晴らしく

ほんとう聞き惚れてしまいます。

正直言って、一緒に歌う南野ちゃんは歌声でツライわね・・ 

と思ったんですが、やはりトップアイドルは違う!

お芝居で、その存在感を見せてくれました。


いしのようこさんは「べっぴんさん」では、厳しいお姑役でした。

あの年齢でもう姑役?と、見ていた私はけっこうショックでした。

ところが姑から一転 セクシー美女役でスタイルの良さを見せつけ

着物姿で朝吉と語り合ったりと、これまた活躍でした。

女優さんて、色々な顔があるんやな~と思いました。


私的には東風満智子さんが去年は舞台で「ガラスの仮面」の水木さん

再放送の「平清盛」では怪しい白塗りの女官だったのに、今夜はバーの店員と

全く違う役どころで、そのどれも似あっていたので感心しました。


 

それにしても絶体絶命!今度こそもうアカン

そう思ったわ

ということで、今夜はこの辺で

朝吉さんの歌声を心に刻み込んで眠りにつきます。

明日はお仕事、朝が早いの。

おやすみなさい(-_-)zzz


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①大悪名(大阪初日)

2017年05月11日 | ライブ・公演・舞台

大阪のドラマシティーから帰ってきました。残念ながら、加納さんのFM世田谷には間に合いませんでしたが、聞かれたJ友さんが要約して下さいました。有難うございます。


東京、800人収容の劇場で
今回女形なんです、共演者女性人たくさんいるのになんで~。
各共演者それぞれ得意な分野の役になってるらしい。
今回の舞踊は、自分で考えたらしいが、特別勉強してきたわけでないので苦労したと。
この時間は、大阪終わって飲んでる時間かな?と言うてはりました。


J友さん、有難うございます。今夜の「大悪名」の加納さんは見所がいっぱい!加納さんが座長の「花組芝居」は女形のいるネオ歌舞伎演劇集団ですが、加納さんのいままでの「悪名」の任侠の役柄とは違い、女形の面目躍如の活躍でした。踊りの振り付けは誰がしているのか?と思いながら見ていましたが、ご本人でしたか。さすがでした!

「花組芝居」といえば、私はアクトの「ダリ」で共演した篠井英介さん(女形)のイメージがありましたが、とうに花組芝居のメンバーではなかったのですね。それは知らなんだ・・

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