インフォが発送されたそうです。⇒JULIE INFORMATION 2020年1号を1月20日(月)に発送致しました。
続きです
MCのあとは「ダーリング」
もちろん、この曲を歌っていた頃のジュリーを、今も鮮やかに思い出せます。1978年、その前年に「勝手にしやがれ」でレコード大賞を受賞して、ジュリーに怖いものなどない!そんな勢いがあった、何度目かの絶頂期を迎えたジュリーが歌った曲でした。
あの頃の伸びやかで高い声の「ダーリング」と比べたら、NHKのジュリーの声は最初から、ちょっとガラっとしていました。
最後のキメの「ダァ~~リ~ン」の声が伸びずに、ダー、リーンと、二つに分かれてしまったの。あ~・・と思ったら、も一度「ダ~リン」と歌い直し、そこにジュリーのプライドを感じましたね。
それからは、もっと声が出るようになってきて「恨まないよ」の頃には、曲の重いテーマとは裏腹に感じられるような、甘~い声でした。
海深くに沈んでいった哀しい恋の物語を歌う「パールハーバーラブストリー」は、その情景が目に浮かんできますが、曲が長すぎる・・というお声があります💦
私も かつては、ジュリーの思い入れは分かるけど、やっぱ長いよね。と思っていたの。J友さんの話を聴くまでは。
もう長い事お逢いしていない、そのJ友さんは、ジュリーよりちょうど二回り上、今年で96歳のはずです。当時、まっ白な髪に鮮やかなスカーレット(緋色)のスーツを着こなし、背が若者よりもスラリと高く、堂々として威厳があって近寄りがたい雰囲気がありましたが、喋ると気さくでジュリーが大好きで「パールハーバーラブストーリー」が大好き!歌ってくれて嬉しい!と言われていた。
その時は、ふーん、私はそうでもないな、と思っただけ。でも今にして分かる、J友さんは戦争を経験した世代だったから「パールハーバー」にいたく共感していたのだと。その気持ちをやっと分かった時から、この曲は私にも特別な曲になりました。
もうずっとそのJ友さんとは連絡がとれなくなってしまって、お住まいも取り壊されて、そこに別の家が建っています。お元気ならば、ジュリーがライブで「パール」を歌いましたよ!とお伝えしたい。
「つづくシアワセ」は、ネスカフェのCMソングでした(2002年)。穏やかに包み込むように優しい曲で、好きです。短いワンフレーズでも、ジュリーの歌声がCMで流れるのが嬉しかった。東芝EMIよりJULIE LABELへ移籍シングル第1弾。なんでジュリーはインディーズになるの?💦という、思いはあったわ。CMとCDバージョンは違っています。
※ネスカフェのCMソングに起用され、『つづく幸せプレゼント』として限定で生産された。こちらは90年台のCMプレゼントの概要です⇒「ネスカフェつづく幸せプレゼント」とは 続くお花のプレゼント。私は応募はしていないわ。
「6番目のユウウツ」のジュリーはカッコ良くて~!カッコ良くて~! 1982年の曲。この当時のヒット曲は全て、西暦で何年に発売とわかります。ジュリーはシャドーを入れたメイクが綺麗で、光るスパンコールの衣裳、一筋ハラリと落ちた前髪が色っぽかったねぇ 71歳のジュリーが歌うと、やっぱり 超カッコよくて素敵です~! 38年前の私は、71のジュリーが歌う姿など、微塵も想像して無いと思いますけど。
アンコールの「サムライ」は、歌う前にさっと仁義を切り、決まり過ぎて何度見ても、身もだえしちゃいそう。
今さらこの曲については、書く必要もないですが、先日のシングル人気投票ではベスト10には入りませんでしたね。入ってもいいと思うけどな~ 衣装や演出、ヒットスタジオで畳の上で歌うジュリーのあまりの素晴らしさに、思わずのけ反ったのは、もちろん私だけではないでしょう!
涙では
「それでは大昔に作った曲ですが、涙 2020」
涙のない人は 悲しい人
悲しい涙は こらえちゃダメ
嬉し涙も 沢山流そう
それはキラキラと結晶です
きっと 甘い味がする
やったかな。悲しい涙も、嬉しい涙も流しましょう・・ ジュリーに言われるまでもなく、年齢のせいかしらん、すごく涙腺がゆるくなっちゃって・・恥かしいほど涙が出るようになりました。去年はクイーンのボヘミアンラプソディの映画と、京都の国宝の仏像の美しさに涙がポロポロ・・
レコ大の大衆賞受賞がすんごく悔しかった「危険なふたり」は1973年。あの時はジュリーが大賞に決まっている!いまだに悔しいです
お着物姿で華麗にステージを横走りするお姿に、あのころの軽くて若い「危険なふたり」もいいけれど、今のジュリーの迫力と風格に、勝てる者はないと思いましたわ。
最後に横っ飛びで足パッチンを何度も何度も!雪駄を履いて横っ飛びは凄すぎる!とのJ友さんのお言葉に、ほ、ほんまや~ そこまで気がつかなかった💦 でも怪我しないかと、ちょっと心配です。
歌い終わり、退場するジュリー。周りの観客の皆さんが、一斉に立ち上がって帰り支度を始める方が多数で、え?もう帰るの??ウソ~💦 再びのアンコールを願う拍手も少なくて、え~ これだけで終りだなんて、信じられない
それからようやく、だんだんと拍手が大きくなっていって、まとまって・・大きな拍手が威勢よく続いて、ジュリー出てきて~!!
そこへ、ようやくジュリさま再びの登場、ジュリ~!!と叫ぶ女性ファンの甘えるような黄色い声援が若い。NHKに集合のファンの平均年齢は、えーっと・・ 女は、好きな人の名を呼ぶときには、若い女だった頃と同じ声が出せる、その声はひたすら蜜のように甘いのよ~ ジュリーさま聴こえてますよね?絶対に茶色いなんて言わせないから!
ジュリーは笑顔で、それでは「関東一本締め」
会場中がひとつになって、盛大にパン!と手を打って終わりました。
お正月LIVEが、たった6回しかなかったのは、やっぱりもったいない。もっと多くの全国の方に聴いていただきたかったです。