明日の文化放送で
京都のJ友さんからお知らせをいただきました。
2022年の「京都本大賞」に、河原町のジュリーを描いた「ジュリーの世界」が受賞しました。
受賞者、増山実さんのコメント⇒京都本大賞に増山さん
増山さんは、私の好きだったABCの番組の元ディレクターでした。
京都に行かれたJ友さんに、書店で是非に!と投票をお願いしました。
投票した方々の本に寄せるコメントを読ませていただき、河原町のジュリーという浮浪者を描いたこの本が、いかに京都に住み京都を愛する京都人の心に響いたか、いかに「京都本」にふさわしいかということを、認識しました。
我々の組織票など必要がなかったと思える、それぞれの熱のこもったコメントに、街を彷徨う河原町のジュリーの姿がおぼろに見えてくるような気がします。「京都が舞台でなければいけない小説」
私はこの年齢になって京都に足を度々運ぶようになり、生れ変ったら次は京都の大学生になりたい。と思うようになりました。もっとも、若い時分は京都の良さはあんまり分からなかったんだけど。
以下、ネット記事より。
2022年10月28日(金)「第十回 京都本大賞が決定いたしました!
京都本大賞
『ジュリーの世界』
増山 実/著
ポプラ社 定価 1,870円(税込)
「彼」は、いったい何者か?かつて京都に「河原町のジュリー」と呼ばれる有名なホームレスがいた。無数の視線に晒されても悠然と目抜き通りの真ん中を歩き、商店街の一等地で眠る男。出会った人々は、そのたび新たな物語をまとわせ、彼は街の伝説と化していく―。あの頃、京都の路上に生きた、伝説の男の物語。
増山 実先生、おめでとうございます!
「京都本大賞」とは
過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、もっとも地元の人々に読んで欲しいと思う作品を決める賞です。
また2014年からは、地元の書店員が自信を持っておすすめする、初めて京都を観光される方にお役立ていただける「ガイド本大賞」、京都のコアファン向けの「リピーター賞」を新たに創設いたしました。