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京都でツトムさんの抹茶と精進料理を味わう

2022年11月20日 | 紀行(建築・桜)

昨日の京都、ステージ上の情熱の赤い旗がひるがえるたびに、ロゴのJULIEの文字がくっきり見えました。その文字にジュリーはいつもジュリーであるという、ジュリーのプライドを感じました。

家に帰ってから、早速 さいたまスーパーアリーナの申し込みをすませました。


 

ライブの前に、土を喰らう十二ヵ月のモデル、水上勉さんの縁の等持院に行ってきました。去年のライブ前にも行きましたが、紅葉の季節にはまだ早く、出来たら紅葉を見たいと思っていました。今年はライブは11月の半ばで、絶好の紅葉シーズン、お天気も上々です。

ツトムさんが小僧をしていたという等持院は、足利尊氏の菩提寺で、足利氏は観光客にはあまり人気がないんだとか(^^; 去年行った時には観光客は3人だけでした。私にとっては、亡き母と大学生時代に訪れた懐かしいお寺です。あの時の母は、まだ40代だったはず。当時の母の年齢をとうに越えても、私はいまだにジュリ~♪と叫んでいます。草葉の陰で呆れているだろな・・

母と一緒に見た巨大な達磨大師さんの絵に、再会しました。迷えるものに渇!と言っているような、観るものを圧倒し睥睨する、強烈な眼差しの達磨大師の絵は、一度観たら忘れません。

お庭を拝見しながらお抹茶をいただきました、ツトムさんがたててくれたと思いたい。(^-^)

 

次は精進料理を味わうために、石庭で有名な龍安寺へ。

石庭

精進料理は、西源院でお庭を見ながら。たっぷりの湯豆腐と、胡麻豆腐もありました。自分が若い時には美味しいとは思えず、見向きもしなかった精進料理の奥深さと滋味が今は分かる、そういう年齢になったのだと思います。

湯豆腐のお豆腐の量が多くて、食べきるのに必死。残したらツトムさんに怒られる。

紅葉と精進料理、ライブの前に眼とお腹の贅沢をしてきました。


あちこちで、山茶花の花も咲いていました

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ロームシアター京都(11月19日)「沢田研二 LIVE~まだまだ一生懸命~」

2022年11月20日 | ライブ・公演・舞台

奈良からたった1日空いただけで、今日はロームシアター京都。SOLD OUTです。

去年も今年も、自力で私がとったチケットは前の席なんか全然こなかった。もうこの先ずーーーっと、3階4階ばかりなんかな・・と諦めの境地になっていたら、なんと京都は5列のセンターです!(^o^)丿J友さんのお陰です、良い席を有難うございます。 

しかも、いつも悪いのが当たり前の京都で前の席だなんて、嬉しさも倍です~!!

ジュリーが登場したら、あれ 意外に身体が小さいね。ツトムさんより、ずっと細いし。😎黒いサングラスに緑色の光沢の有るパンツが、軽やかな昆虫を思わせる。サングラスの下からチョンと見える小さなお鼻と、白いひげの中にある、これも小さな口元が、なんだか ちんまりとして可愛くて愛らしくて、74歳のジーさんとは思えませんでした。可愛い~ サングラスとったら、やっぱりじーさんやったけど~(笑)

その意外に小さい体と、小さい口元から出る声は、奈良から1日空いただけなのに、一曲目から滑らかに声が良く出ていて、エネルギッシュに何度もジャンプ!!そのジュリーを見ていると、今日も最高のライブになりそうと、期待感がすごく高まりました。

勝手にしやがれでは、腕を前後左右に回しファンを翻弄する。ジュリーもファンもおかしくて楽しくて、思わず笑顔に。ジュリーは笑顔をしばらく消せず、次の「時の過ぎゆくままに」はシリアスな曲なのに、真顔になれない。なかなか顔を戻せずに、戻そう戻そうとしている表情がよく読めるのも、肉眼で見える席だからね(^^♪

6日の神戸の声も良かった、そのうえ奈良も京都も、ジュリーの声とパフォーマンスが絶好調。艶のある若々しい声は衰えを感じさせず、本当に74歳なのか、信じられない!と思うくらい。マイクを持つ白い腕は細く、白く細い指はしなやかに優美にマイクを支えている。昔からずっと、ジュリーの指は綺麗だ。映画の料理をする無骨に見えたあの指は、ジュリーじゃなかったんかも?(ハッキリ言って、よくわかんない(^^; )と思いました。

「約束の地」だったかな、歌詞が大好きな曲で、心に食い込むような歌唱だわと思いながら聞き惚れていた。横手で赤い旗がいっそう大きくはためいて、上部のロゴマークが鮮やかにクッキリと見えるのも、前方席ならでは。そのJULIEの文字に、いくつになってもジュリーはジュリーだと実感しました。ジュリーでなければ!!


MCは簡単に(正確ではないです)

いっぱい来ていただいて有難うございます。
おおきに!

ほんとうに、なんか盛り上がってたね、
去年、5月から初めて
前は立つと後ろから座れと言われて
今は立つことも出来ず、もどかしい(変顔いっぱい)
見ていて楽しいかな?・・楽しいよね。

ワールドシリーズみていたら、大声出している。
あの人達、ウツしあっているのだろう。
これがいつまで続くんやろ
お母さん行ったらあかんえ、お婆ちゃん行ったらあかんえ
お兄さん、やめときよし。
我慢していた人もいると思う。
ここまできたら、やる方もずーっと続けるしかない(拍手)
今までの規模ではやれないのはむつかしいけど

来年の6月25日の誕生日はさいたまスーパーアリーナ、見届けずにどうする。
おたの申します。おたの申します。おたの申します。
と両手をそえて、三方にお辞儀。
コロナでやめときなさいと言われた
コロナはおさまらないだろうと、2020年は中止した
危険なふたりで、走るのはやめました
医者に止められている
こけたら絶対骨折する、自転車は怖い
乗ったらあかん。
元気で生きていてください。
歌える限り歌い続けようと思っています

(ここでメンバー紹介。今日は映画の話はないの?と思ったら)

只今 土を喰らう十二ヵ月 やってます
もう御覧になったと思います

2度見た方は3度、3度見た方は4度
何べん見ても気づきが有ると思います
僕がいない時も撮影はやっていて
この手は沢田研二じゃないとわかると思います
ぜったい、見たらわかる
僕の手は華奢、
大根持つところ
指先を丸めて包丁が切れない
指を伸ばして切ってしまう。

と指を伸ばして切り方の実演をしてくれました。



「いつか君は」、声の艶があって綺麗で伸びやかな声は90年代の声と比べて遜色がない.。むしろ熟成を重ねたワインのような深い味わいがあって、なんで新しく2022年版でCDをリリースしないんだろう。

ジュリーが上を向いて歌っている顔を見ていたら、ライトに照らされて顔が白く輝いて、ふいに若いジュリーに戻っているような気さえしました。いえ、やっぱり今のジュリーなんですけどね。そんな錯覚を思わせるほど、今夜のジュリーは またいっそう魅力的でした

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