どこまで進んだのか、もうよくわからなくなってますが、残りはこの後 僅か1回です。
先生の家に急ぐおりん。
先生は目を覚ましている。
(り)先生!熱は下がったんですか?苦しくないですか?
いや、
(り)母は?かあちゃん?
お帰りなった。
(り)先生一人をほっぽって?
(り)先生・・
帰りなさい
帰りなさい、生徒がこんな時間に
こんな所にいてはいけない。
早く帰りなさい。
(り)帰りません。女学校の部屋は外から上ることは
できないんです。今帰っても、中には入れません。
明日の朝、通用門が開くまで私は帰れないんです。
君はあの塀を乗り越えてきたのかい?
(り)はい
どうしてそんな無茶な事を
(り)先生が心配だったからです。塀を乗り越えたことは
見つかったら退学になるって知ってます。
でも心配で・・心配で じっとしていられなかったんです。
でもあの塀があんなに高いとおもわねった。
飛び降りるとき、おっかなかったこと。怪我しちまった
と笑うおりん。
怪我をした?どこを怪我をした。
(り)大した事ないんです。ちょっと擦りむいたくらいだから
いいから見せないさい!
起き上がる松浪先生。
(り)飛び移る時ころんじまって・・
肘を見せる、おりん。
心配そうに見る、先生
前はあのくらいの高さ何か、平気だったのに
化膿するといけないから、薬をつけておきなさい。
薬はそこの・・・急にコホン コホンと咳き込む松浪。
(り)先生!
水、水
(り)はい!
そこに母の八重が玄関に入ってくる
(り)先生、しっかり飲んで。
再び、布団に横たわる松浪。
(り)お医者さん呼んできましょうか?
(松)いや、大丈夫だ
(り)でも・・
(松)いいと言ったら、いい!帰りなさい。
学校に帰れなかったら、叔父さんのお宅に
行きなさい。お母さんの所に帰りなさい。
ここにいてはいけない。
(り)なしていけないんですか?寄宿舎の規則を
破ったり、塀を乗り越えたりしたことは
悪かったと思います。でも寄宿舎でただ心配だけしてて
その間に、もし先生のご病気が悪くなったりして
変なこと言ってごめんなさい
もしも先生が死んでしまったりしたら
死んでしまったりしたら・・
そしたら私、もっともっと、もう一生後悔すると
思ったんです。
後悔しながら生きるのは嫌です。
だからここに来たんです。
退学になってもかまわねえから、来たんです。
おりんを見つめる松浪先生。
病床に伏せる松浪先生。弱気になりつつも おりんをきっぱりと諭す姿が、教育者だと思いました。
J友さん情報によると、梅沢先生を演じた山谷初男さんは、ほんとに編み物がお得意だったんだそうです。道理で(^-^)
おりんちゃんを演じる斉藤由貴さんは、7月放送現在、結婚して若奥様になっています。13~4歳の前髪のある、おぼこ娘から、髪を結い上げた若奥様へ。斉藤由貴さんは、わずか3~4カ月の間に、子供から女性へと成長したおりんを、見事に演じ分けていて、若いのに演技派だと感心しています。
今回の放送では、先生が心配で心配でたまらない!もし先生の身になにかあったら・・そんなおりんの気持ちがよくわかります。
が、おりんちゃんが 見も世もなく取り乱し、大声で大騒ぎをするたびに、私は耳を塞ぎたくなる。私はすでに、おりんの母親の年齢をとうに越えていて、若いおりんのキーキー叫ぶ金切声を聴いているのが、どうにも耳にツライ。
どうかお静かに、冷静に冷静に。。。 騒いだって、松浪先生はお元気にはなりません。と言いたくなるのです(-_-;)