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②ピーが語るポップスの変遷(GSの萌芽、GSの前夜)

2020年10月28日 | ピー・瞳みのる

ピー先生が語る「ポップスの変遷」

その②

1960年代「和製ポップス」のお話の続き、ナベプロ時代の思い出話。ウエスタンカーニバルには渡辺美佐賞があり、タイガースが優勝して貰らった。それでベビードールで衣装を作ってもらった。当時の美佐さんは若い自分から見ると、60歳くらいに思えたけど、本当は30代くらいだったんだろう。ナベプロのスパーク三人娘、中尾ミエ・伊藤ゆかり・園まり、弘田三枝子は無理をしていると思った。時は人を変える。

1960年から1975年まで、ベトナム戦争。フォークソング、ボブディラン、ニールヤング、ピーターポール&マリーetc そして「GS前夜」へ。以下はピーの語るライブ史(※順番は不同)

③GS前夜

1965年、大阪フェスティバルホールに、アストロノーツを見にいった、前座は寺内タケシとブルージーンズ、尾藤いさお

1966年、7月1日、ビートルズを見に武道館。

1966年、3月27日、ビートルズ・ファンクラブの集いに、ファニーズとして出演。

1971年、1月24日 日本武道館でサヨナラコンサート。

芸能プロダクション(ナベプロ・ホリプロ・スパイダクション)

 

③GSの萌芽

ピー先生、スタンバイしているマイクの前に進み、ここから自ら歌うGSのヒット曲の数々

♪ブルーコメッツの「ブルー・シャトー」を、力強い声で気持ちよさそうに歌います♪

サベージが姫路で公演した際に、前座で出演したと、♪サベージ「いつまでもいつまでも」♪を歌う。

次はスパイダースの「夕陽が泣いている」♪ショーちゃん、スパイダクション社長の田辺ショウチは、沢田と森本と岸部の3人だけひっぱろうとした。沢田が5人じゃないと嫌だと断った。彼は残念がっていたと、ピーの笑顔。彼はしょうがないから、テンプターズをスカウトした。

「夕陽が泣いている」は歌詞がいい、普通の人間じゃこの詞は出てこない。別れの色、いい歌詞ですね!と、思い入れたっぷりに「夕陽が泣いている」を歌った。

(※ジュリーによると、上条さんが3人だけ引っ張ろうとしたので、5人じゃない行きませんと断った。スパイダクションには、事務所の人から、田辺が待っていますからと言われて、スカウトされると期待して事務所に行ったら、相手にされなくて、ガッカリしたとライブのMCで語っていました。田辺氏は、逃がした魚のあまりの大きさに、猛烈に後悔したに違いない。ショーケンが語っていましたが、田辺氏から「君たちのライバルはタイガースだよ」と言われたのは、悔しさのあまり。)

それにしても、「いい曲ですね(^-^) 1人ウエスタン・カーニバル、それもアリかも」と気持ちよく楽しそうに歌うピー、まるでカラオケ大会みたい・・、と心の中で思いました。


シャープホークス「遠い渚」♪ ナンバ一番は3階にあり、4階は楽屋で、安岡力也はいると すごくデカイ。「遠い渚」は、作詞家、橋本淳に似合わない良い詞。上京してから、橋本淳にクソミソに言われた。「あんなん歌っていたら、お客さんが来ないよ。」悔しくて悔しくて、3日間悔しかった。子供が産まれて、産婦人科が有名な山王病院に行ったら、橋本淳に そこで会った。(※最近の話のようですが、橋本氏にかなりの恨み?)

「遠い渚」を歌うのは一番だけ、キーが高すぎて予行演習といいながら、結局 2番も歌う。力が入っていた。(歌詞)渚にすてようよ♪

シャープホークスの曲は全然知りません(-_-;)

次は「GSの全盛」へ

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7 コメント

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ピー先生が語る「ポップスの変遷」 (ゆみこ)
2020-10-28 23:55:18
Saoさん、こんばんは。
いつも楽しく拝見させていただいております。

当日は始まる前のお忙しい時間にご連絡してしまいすみませんでした。
西成のライブではお近くにいらっしゃったのに気付かずお会いできなかったので、もしかして参加されるのかなと思い、お尋ねしました。
でもSaoさんはお昼に、私は夜の部に参加だったのですれ違いで、今回もお会いできずで残念でした(;_;)

7ヶ月も延期されてやっと開催されましたが、ピー先生が会場で歌うとは思っていなかったので少々ビックリ(@_@)
歌われた曲がヒットしていた頃は小学生でしたが、2曲を除いて全てわかりました。
(「遠い渚」は私もわかりませんでした。)

GSやポップスの歴史を歌とレクチャーで紐解き、わかりやすく解説してくださりとても楽しかったです。

ピー先生は12月~来年1月にかけてはライブが目白押し。
2回公演の日もあり本当に精力的で74歳とは思えないですね。
これからもお元気でますますご活躍いただきたいと願っています(*^^)v

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Unknown (sao)
2020-10-29 09:20:59
ゆみ子さん、おはようございます(^-^)
コメントを有難うございます。
ピーの西成ライブでも、くずはでも、お逢いできず、残念でした。
何度も延期になり気をもんだ、くずはの講座ですが、ピーだからこそ話せる内容があり、まだファニーズだった頃の貴重な話には、前のめりで耳を傾けていました。
私は遠い渚以外は、全て懐かしくて 大好きな曲ばかりでした。
タイガース時代は、ほぼ聴くことがなかったピーの歌声を、令和の時代になって、こんなに聴く機会があるなんて(^-^) 思いもよりませんでした!
ピー先生の、年齢を忘れさせる旺盛な活躍には、頭が下がります。あのまま引退をせず、芸能界に残っても成功したと思いますが、勉強し先生になったことが、ピーの生き方に影響を与え、さらに深みのある人生を私達に見せてくれていると、思いました。
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Unknown (ぺこりん)
2020-10-29 19:02:04
Saoさん、連日のコメント失礼します! もう、ワクワクな、和製ポップスの事。中学生時代は、日曜日は、朝から、ずっと音楽番組を聴いてました。私の初めの一歩は、小学生の頃は、九ちゃん、坂本九さん、パラダイスキング、森山加代子、ジュリー藤尾、
初期3人娘の美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみ、(さん、省略)江利チエミさんの、🎶テネシーワルツは、兄のレコードを、こっそり聴いてました。ザ・ピーナッツ、スパーク3人娘は、テレビ、スパークショーを。今でも、思い出すのは、青山ミチ、ベニーシスターズ、木の実ナナ、弘田三枝子は、初めは、ポッチャリさんでした。田代みどり、和製プレスリーと言われてた人達も、ほりまさゆき、内田祐也さんも、バリバリでしたね。あの、克美しげる、
尾藤イサオ、鹿内タカシ、田辺靖夫、ささきいさお富松千代志
フランツフリーデルなどなど。あ~懐かしい!それと、私が、ときめいてたのが、紀本ヨシオとシャープホークス、飯田久彦とクールキャッツです。この二つのVSで、🎶ウエストサイドストーリーの
、あの、指をならしながらの、🎶クールクールと歌い、ダンスが、とてもかっこ良かった。そう、そのシャープホークスは紀本ヨシオさんのバックダンサー、コーラスでした。🎶遠い渚は代表曲でした、力也さんの、野太い声が、特徴でした。途中、女性もメンバーに入ってました。紀本ヨシオさんは、外国の映画音楽や、ジュリーも好きだったという、🎶ヤングワンとか歌ってました。だらだらとスミマセン!とにかく、九ちゃんの歌から和製ポップスとかに入っていきまして、その後のGSへと。60年代、🎶良き、懐かしの時代でした。😌✨
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Unknown (再度ぺこりん)
2020-10-29 19:04:26
Saoさん、長くなって恥ずかしい❗ごめんなさい🙏💦
失礼しました!
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Unknown (sao)
2020-10-29 22:31:38
>ぺこりんさん、今晩は✨
ぺこりんさんは幼少の時代から、数多くの和製ポップスの洗礼を受けていたのですね~!
今でも、数多くの歌手の名前を覚えておられるのは凄いです(^-^)すでに戦後ではなくなった日本が、アメリカンポップスの影響を受けて、そこから独自の文化を生み出していった頃ですね。
私はロカビリーの記憶はないのですが、やはり坂本九ちゃんは時代のアイドルでした。
私の記憶は御三家あたりからが鮮やかですが、子供時代に擦りこまれた記憶はいまだに色あせないものです。
私は幼い子供から、思春期へと向かう小学校高学年でGSとジュリーに出会ったのは幸せでした、いまだに記憶に刻まれて一生忘れたくない思い出になりました。
それはこの先も、今のジュリーとともに、私の中に生き続けると思っています。✨
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Unknown (ぺこりん)
2020-10-30 21:04:33
Saoさん、長文のコメント失礼しました。私は、年齢的にジュリー寄りの年齢なので、GSは高校生でしたが、学園生活はGS(*少しフォークも)ブームの真っ只中!どのシーンも、海、秋、冬、どの季節にもその後も、ずっと、GSの歌が、思い出の中に。そして今なお、こうしてジュリーファンの方達とお話し出来て幸せです。🍀
プチ、ジュリーのことで。昨夜テレビで、マツコとヒャダインで、
[🎶イントロで、良いと、思うの、どんな曲?]で、マツコさんは、いつもながら、聖子ちゃんや、明菜ちゃんの曲でした、私は、イライラと、(ほら、決まってるでしょう!)と思ってたとこにヒャダインさんは、[やっぱり🎶勝ってにしやがれでしょう!]と、そうだ‼️と思わず👏拍手してしまいました!通じた!嬉しかったですね😃
少し🎶勝ってにしやがれが、流れました。ヒャダインさん、わかっておられる✌️
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Unknown (sao)
2020-10-30 22:26:20
>ぺこりんさん、今晩は✨ GSの全盛期からはもう、半世紀もたってしまいました。
GSの大スターで中心にいたジュリー、サリー、マチャアキさんは、今も現役ですが、若くして亡くなった人も多いです。
ファンも高齢化し、このままでは、GSを知る人はどんどん少なくなるという、焦燥にかられています。
若い人でも、聴けばファンになってくれるかもと思い、宣伝に努めたいと思っています(^-^)
マツコさんの番組はJ友さんから聞いていました、次に紹介させていただきますね!
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