入口に 岩宿資料館の庭に面白い建造物があったので写真の撮りました。説明によると、
「ウクライナ共和国 メジチリ遺跡 約2万年前 直径約6m(1号住居跡、約75%縮小)
メジチリ遺跡では、マンモス象の骨を骨組みに使った住居跡が5軒発見された。そのうち1号住居は、入口に大きな牙(切歯)2本を渡し、385個もの多くの骨を組み合わせたしっかりしたものであった。なお、住居の屋根は、動物の皮等で覆われていたものと考えられる。」と、なっていました。
とても美しく組み合わせてできた建造物だと思いました。これだけのものをくみ上げられる感性は、近代人の感性よりも優れているのではないかと思ってしまいます。限られた材料の中で、食料のマンモス象の骨を利用して住居をつくる。映画「2001年宇宙の旅」には、猿人が、骨を握って武器として利用しているシーンがありました。骨はとても利用価値のある物だったのでしょうね。
下部の壁面のU字形の骨は、マンモスの下あごの部分です。
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