木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

切られなかったケヤキ

2006-01-08 21:48:48 | 
切られなかったケヤキ
写真は、池袋の上り屋敷公園近くにある家の裏と表から撮ったものです。
更に、この近くに同じくらいの太さのケヤキがまだ数本あります。昔は、このあたり、屋敷がたくさんあったのでしょう。その痕跡がこのケヤキたちです。屋敷はなくなり、土地は小さく分割され、住宅街へと変化していった。
これだけ、家と木が接近していれば、木の成長と共に家の土台は少し持ち上げられ、ゆがんでくることは、家の建主もわかっていたと思う。普通だったら、家を建てるために木は切ってしまう。しかし、切らなかった。家と木を何とか共存させるため、こんな形になってしまったのだろうか。木への愛がないとできない家の形だと思います。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大黒さま | トップ | 満開のヒイラギナンテン »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木への愛.. (地理佐渡・管理人)
2006-01-14 07:43:42
おはようございます。



 木に対する愛情を感じる風景。

おっしゃるとおりの姿と思います。

家を建てると言うことは、その方

にとっては一大事。そんな時でも

木への慈しみを持っておられたで

あろうと言うことに、暖かいもの

を感じます。



>家と木が接近していれば、木の成長と共に家の土台は少し持ち上げられ、ゆがんでくることは、家の建主もわかっていたと...



 緑の少ない住宅街にあって、そ

の分の癒やしを木からもらえるも

のと思います。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事