連句を巻こう! 短歌行「群雀の巻」満尾

2022年06月04日 | 連句
☆短歌行 「群雀の巻」
                        (八体)(季節)
梅雨晴や屋根に移れる群雀        鵠士       仲夏
 青嶺はるかに望む広縁         水帆子  其場  三夏
ある朝の目覚め生き生き若きらに     健人   其人  雑
 BGMに流すポップス         千草   其場  雑
望月に今宵誰もがかぐや姫        光野   面影  仲秋 月
 袖をひらりと残る蘭の香        蘭子   其人  初秋
肌寒き日をまた独り過ごさねば      玉江   観相  晩秋
 軸の達磨は何を語るか         恵紅   其場  雑
蹲踞の水に流るる雲映り         恭雨   其場  雑
 あくびを誘ふ暖かな昼         節子   時節  三春
迷ひ入る夢幻の花の山          藤雨子  観相  晩春 花
 雨のやさしき清明の頃         ゆい   時節  晩春
コロナ禍の五輪の賛否あれこれと     かめ代  時宜  三春
 宇宙旅行も出来る時代に        久美子  時宜  雑
ティファニーのプチネックレスハート型  公仁枝  其場  雑  恋の呼び出し
 南の島に恋のバカンス         睦    其場  雑  恋の句
岬には白いチャペルの鐘響き       佐和子  其場  雑  恋離れ
 核弾頭はいくつ世界に         三枝   空撓  雑
懐手して仰ぎたる月一つ         栄子   其人  三冬 月
 芥川賞今年こそはと          よちゑ  其人  雑
山間の宿にゆつくり籠り入る       裕乃   其人  雑
 心尽くしの料理いろいろ        平    其場  雑
鯉高く跳ね揺らぎたる花筏        智寿子  其場  晩春 花の句
 鳥雲に入り新たなる旅         朋子   其場  晩春 挙句

※私の挙句
 大きく漕げば翔る鞦韆         健人   其人  三春 挙句

2 コメント

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歳を (きりぎりす)
2022-06-05 07:02:46
とると、朝の目覚めは生き生きとしたものでなくなっています。鬱々として、BGMのポップスも無縁のものとなっています。
元気を出して起きなければ・・・
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朝の目覚めは (健人)
2022-06-05 12:34:01
確かにそうですね。
ただ、そのまま寝ていると腰痛がさらに痛くなるので、思い切って起き上がり、洗面所へ行って顔を洗い口を漱いで嗽をし、台所に行ってコップ一杯の水を飲むのが最近のルーティンです。(笑)
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