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2015年03月22日 | プロ野球
■以下は一昨日3/20(金曜)の産経スポーツからの転載です。
 小川乱調で負けゲームでしたが、新四番雄平の好調さに迫っています!

~和製キングいける!燕・雄平、2打席連続アーチ「甘い球待っていた」~
背筋力200キロを超える鋼鉄の体が“獲物”を捉えた。2-6と4点ビハインドで迎えた四回、雄平が涌井の初球シュートを左中間席へソロアーチ。3-9とさらにリードが広げられた六回にも涌井の初球フォークを強靱な下半身を使って右翼ポール際に運んだ。
「甘い球を待っていた。初球から打てる球は振っていこうと。2本目はぐっと、ためが作れて下半身の粘りでうまく芯に当てられた」

いずれも先頭打者で迎えた打席の初球をガツンッ!
実戦での本塁打は4本目で、その全てが初球打ちという『超積極打法』を見せている。リスクも伴う初球アーチの極意はただ一点。ひたすら「ストライクを絶対に逃さない」こと。打席での哲学者然とした思考が好結果につながっている。

雄平はここまでオープン戦8試合に出場し、3本塁打。これをシーズン143試合に置き換えれば、実に53本ペースだ。「まだ、開幕前」などと言うなかれ。絶好調をキープできれば2008年の村田(横浜、現巨人)、左打者なら02年の松井秀喜(巨人)以来、実に13年ぶりの和製キング誕生も夢ではない。

雄平のすごい一面はもう一つ。一回の第1打席は無死満塁で二ゴロ。打点はついたが、「(落ち込む)時間はない、と自分に言い聞かせて切り替えた。良くても悪くても次にやるべきことを考えるようにしている」。2打席目の初球アーチは『切り替え力』のたまもの。野球はどんなに打っても7割は打ち損じる「ミスのスポーツ」と言われる。だからこそ失敗を取り返す『切り替え力』が物を言うのだ。

★スイングスピードはバレ超え
沖縄・浦添キャンプ中の2月18日、雄平は全体練習後に行ったスイングスピード測定で154キロをマーク。昨年2月の測定から4キロも自己ベストを更新し、バレンティンが昨年記録した151キロを上回った。歴代トップはブランコ(オリックス)の158キロで、大引や谷内は130キロ台中盤。「スピードが上がったのは予想外。バレンティンが本気を出したら160キロぐらいでますよ」と謙遜したが、しっかりと結果に表れている。

<ヤクルト・杉村チーフ打撃コーチ談話>
「1球目からフルスイングすることは普通の選手ではできない。雄平はある意味“日本人離れ”しているというか、外国人スラッガーのような打撃をする。技術的な点ではまず、ヘッドスピードが速くパワーがある。変化球への対応も見事で、どのコースに来ても対応でき広角に本塁打が打てる。いずれも変化球を打ったきょうの2本は特に見事で、一段とすごみが増していると感じた。打撃で一番大事なのは積極性と闘争心だと思う。雄平はこの点で素晴らしく、さらに昨年1年間結果を残したことも自信につながっている。新しい形の4番が誕生するんじゃないかと今から楽しみだね」


■以下は、昨日3/21(土曜)の産経スポーツからの転載です。
 石川好投、ミレッジ2本塁打!連敗脱出でGO、GO!

~単独キング5号!燕・ミレッジ、真中監督の助言で復調2発~
オープン戦(21日、ヤクルト5-4ロッテ、神宮)ヤクルトのラスティングス・ミレッジ外野手(29)が21日、ロッテとのオープン戦(神宮)で2打席連続本塁打を放った。左アキレス腱(けん)の手術を受けたウラディミール・バレンティン外野手(30)が開幕絶望となる中、オープン戦トップの5本塁打をマーク。先発した左腕エース、石川雅規投手(35)は5回2失点と好投し、開幕前の最後の登板で上々の仕上がりをアピールした。

神宮の曇り空に2度、白いアーチがかかった。ミレッジだ。「I feel good! 1本目も2本目も、いい感触だった」
まずは三回。左腕・チェンのカーブを左翼席上段へ運ぶ4号ソロ。2本目は五回。今度はフォークを捉えた。ライナーで左翼ポール際に着弾する5号2ランだ。指揮官のアドバイスが生きた。練習前。真中監督から「打席で少し慌ただしい。タイミングを取るのが少し早い。球に差し込まれている場面もある」と指摘された。「自分では気付かないことを教えてもらった」というミレッジは、2打席連発で恩返し。この2本で、オープン戦の本塁打単独トップに躍り出た。

「僕はバレンティンじゃないが、自分の役割を果たすだけ」。本来の3番打者、バレンティンは左アキレス腱(けん)の手術を受けた影響で開幕絶望。代わって3番を務める。15日には夫人のディプリーさん(28)が来日。昨年5月に右肩の手術を受けたミレッジは「リハビリ中、施設まで送り迎えしてくれた。献身的に支えてくれた妻に恩返しがしたい」と話す。

前日の4番・雄平の2発、5番・畠山の1発に続く、3番の2発。個人ばかり注目されてきたが、チームも八回に2点を奪って逆転勝ち。オープン戦の連敗を6(1分けを挟む)でようやく止め、真中新監督は本拠地・神宮で初勝利を飾った。「お客さんがいる中で、いい勝ち方ができた」と納得の指揮官。開幕まであと5日。神宮を覆っていた雲が除かれ、明るく晴れわたってきた。 (吉村大佑)

★バレンティンは
昨年10月に左アキレス腱(けん)の手術を受け、3月2日に来日したバレンティンは18日の検査でも経過順調との診断を受けた。週明けからベースランニングを始め、患部に痛みが出なければ、27、28日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(神宮)で実戦に復帰する。真中監督は「2軍で最低5、6試合は出場した後で(1軍に)上げたい。4月半ばに帰ってきてくれれば」と話している。バレンティンが3番で復帰すれば、ミレッジは6番に入り、打線はさらに厚みを増す。

2 コメント

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いよいよ明日 (きりぎりす)
2015-03-26 07:39:04
開幕ですね。わがドラ公は大方の予想で最下位という事のようです。何とも、何とも・・開幕前から寂しい話ですが。
いい意味で期待を裏切って欲しいものです。
頑張れ!竜と燕。
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いよいよです♪ (GOETHE)
2015-03-26 23:24:15
昨日発売の週刊ベースボールを買ってみました。
その中で各球団OB20人による順位予想の
ポイント集計順位が下記の通りでした。
(悲観しないでください)

<セリーグ>
広島102点、巨人97点、阪神90点、横浜51点、ヤクルト49点、中日31点
<パリーグ>
ソフトバンク112点、オリックス108点、日本ハム73点、西武53点、ロッテ45点、楽天29点

でもこればっかりは始まってみないと、
いや終わってみないとかな、分かりませんから。
ともに一年、なるべく楽しく応援しましょうね♪
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