10/3
タイなんぞ締めたくもなし神無月
御岳の捜索またも野分立ち
10/5
台風の雲の裏より澄みし青
10/7
長袖を着てなを涼し白露かな
10/9
秋蝉も鳴かぬ茂みとなりにけり
一寝入り秋の電車に一寝入り
10/10
こほろぎや六十五歳は目の前に
目の前の六十五歳ちちろ虫
※こほろぎ(蟋蟀)=ちちろ虫
三種類ほどの虫の音聞き分けり
虫の音のまだまだ鳴いてほしき夜
友と食う食ひ放題のとろろ飯
10/14
じっと見る台風一過秋の空
眩しさや台風一過残る風
すれ違うバス輝いて秋の風
秋の薔薇ゆったり時は流れけり
10/16
初時雨バス停に傘持ちて立つ
身に入むや風の看板叩く音
※身に入む(みにしむ)・・・秋の季語
秋らしくどこまでも秋らしくなり
十月の台風ふたつ終わりけり
10/17
朝寒や木々の色づき始めたる
朝寒や折れた小枝をさらに折る
10/26
公園の紅葉の下の読書かな
あと二週秋の季語ともお別れか
落葉なく落ち葉スキーのゲレンデに
詠まんてふ強い気持ちで秋の空
タイなんぞ締めたくもなし神無月
御岳の捜索またも野分立ち
10/5
台風の雲の裏より澄みし青
10/7
長袖を着てなを涼し白露かな
10/9
秋蝉も鳴かぬ茂みとなりにけり
一寝入り秋の電車に一寝入り
10/10
こほろぎや六十五歳は目の前に
目の前の六十五歳ちちろ虫
※こほろぎ(蟋蟀)=ちちろ虫
三種類ほどの虫の音聞き分けり
虫の音のまだまだ鳴いてほしき夜
友と食う食ひ放題のとろろ飯
10/14
じっと見る台風一過秋の空
眩しさや台風一過残る風
すれ違うバス輝いて秋の風
秋の薔薇ゆったり時は流れけり
10/16
初時雨バス停に傘持ちて立つ
身に入むや風の看板叩く音
※身に入む(みにしむ)・・・秋の季語
秋らしくどこまでも秋らしくなり
十月の台風ふたつ終わりけり
10/17
朝寒や木々の色づき始めたる
朝寒や折れた小枝をさらに折る
10/26
公園の紅葉の下の読書かな
あと二週秋の季語ともお別れか
落葉なく落ち葉スキーのゲレンデに
詠まんてふ強い気持ちで秋の空
実際の感覚では11月までが秋ですが、
俳句的には今がもう晩秋です。
今年は11月7日が立冬で、冬に突入。
「秋惜しむ」という季語もあるように、
惜しみつつ、しばし秋を観察したいと思います。
高下君に負けないような強い気持ちで!?♪
私も「強い気持ち」で過ごしたいと思っています。