池の鵜も仕事始めや空の杭

2013年01月09日 | 俳句

お正月一日静かに過ごしけり

 何もせずゆっくり暮れていく一日もありました。長い休みはいいものだ。

 

霜柱庭一面を持ち上げり

 一番冷え込んだのは3日だったかな・・・。一面の霜柱に昔を思い出しました。

 

薄氷張る池面に鵜凛と立つ

 寒いのが好きなのでしょうか。濡れ羽色が輝いています。

 

門松や奥の細道結びの地

 お千代保稲荷の後は大垣に新しくできた芭蕉の記念館を訪ねました。立派な門松が入口に。(写真なし・・・)

~犬山「なり多」のフレンチ 美しい前菜~

 

池の鵜も仕事始めや空の杭

 7日の月曜日は杭の上が空き家になっていました。正月からほぼ毎日見かけたのに。

 

寒の入り黄ばみたるかな常緑

 寒さ本番。常緑樹が心持ち黄ばんで見えます。今に始まった事ではないかな・・・?

 

外干しは諦めにけり寒の内

 毎朝洗濯物を干します。冷え込みがきついと晴れていても乾かないですね。

 


2 コメント

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思いあるところ、句は生まる (naka735)
2013-01-10 16:29:37
スカイプでいつでも話が出来ても、年賀状は嬉しいものですね。
真夏のブラジルと真冬の日本、地球は広くて大きいですね。
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子供からメールで年賀状が (yykic)
2013-01-10 11:55:59
子供から写真がいっぱいの年賀状が届き、ブラジルを思い出しました。

年賀状凍みいる朝に温かく

ブラジルの真夏の正月空と海

朝刊を取り出す指に春の雪
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