6月の句 (練習中)

2012年06月21日 | 俳句
~足元で ざりがにもろこ ついと行く~
田んぼ道を歩いていると、ちょっとした発見と驚きががあります。


~植田には 苗と足との 列があり~
田植えが終わったばかりの田んぼを見ていると、
味わい深い平行模様が続いています。


~木から木へ うぐいす跳んで 遊び居り~
散歩をしていると、見つけました。
すぐそばの木から木へ、チョコンチョコンと跳んで遊んでいます。


~びっしりと 花付きにけり 去年のえご~
~朝の庭 雪と見まごふ えごの花~
~梅雨時の 仕事はえごの 花掃除~
~今年から 少しずつ咲く えごの花~
庭の大きなえごの木が、あまりに道路にはみ出していたので、
この冬、ばっさりと剪定してもらいました。
花の散った後の掃除が大変でしたが、寂しくなりました。


~ひばり舞ひ バス停の列 仰ぎ見る~
バスを待つ間、雲雀が忙しく鳴きながら中空で舞っていました。
列の全員が空を見上げる楽しい風景でした。
もう少し上手く詠めないものか・・・・・。
※6/22・・・添削例をいただきました。 
~ひばり舞ひ バス待つ列が 仰ぎ見る~


~けふの夕 サウナに入り 梅雨に入る~
サウナに行く楽しい期待を、「入る」つながりで詠んでみましたが・・。


~ボタン二個 開きて見苦し クールビズ~
クールビズが浸透し、ネクタイなしが普通になったが、
鏡を見ると何かしまらない・・・。
路上で見かけたサラリーマン仲間の中にこんな人も。


~花菖蒲 水辺華やぐ 真昼時~
~ゆったりと 構えてをりぬ 花菖蒲~
梅雨の晴れ間の植物園の、華やいだ光景が記憶に残ります。



~けふからは 本格的な 梅雨に入る~
入梅宣言のあと結構晴天続きでしたが、
6月16日の天気予報を見て、いよいよ、と覚悟を決める。


~ハンゲショウ 緑と白に 塗り分けリ~
~半夏生 葉先に緑 残り居る~
名前も知らなかった植物が身近に沢山あることを知りました。
色が変化してゆくハンゲショウの観察を続けています。



~牛蛙 櫓を漕ぐような 二重唱~
今朝の散歩、大久手池の水辺での楽しい発見です。
いつも聞こえていた不快に近い牛蛙の声ですが、
今朝は二匹が大きな声で鳴き交わしているのです。
一匹は姿も見えました。大きいわ!!


2 コメント

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実も可愛いですが (naka735)
2012-06-21 17:58:08
う~ん。意味が深そう・・・。

可憐なのは花だけでなく実も可愛いですね。
今年は花が少ないので実も成りません。

昔は実をすりつぶして川に撒き、
魚が浮いてくるのを一網打尽という漁法があったとか。

とにかく気をつけましょう。
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夏はまだ (ワイワイック)
2012-06-21 13:47:31
見た目は可愛く可憐なエゴノキ、実を口にするとえぐい・・・
気をつけよう、お互いに。
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