富岡市立美術博物館に行って来た。
以前からこの美術館には行きたいと思っていたが、今回初めて実現した。
開催していた企画展は「井田淳一と生徒たち」。
チケットには次のように書いてあった。
「かつて、井田淳一という画家、美術教師がいた。彼と生徒たちは、その後どう歩んでいったのか。・・・・・いま再びの大美術部展。」
展示されていたのは、先生であった井田淳一の作品と渋川高校、前橋高校、高崎高校のときの教え子28人の作品。
井田淳一先生のことは、後援の一つ、上毛新聞の記事を読んだ方が分かりやすい。
一般的に、美術館はどうしても有名人の展覧会に人が集まる。私もそのような展覧会に足を運ぶことが多い。
今回の企画展は、一人の県立高校の美術教師とその教え子の作品で著名とは言えない。だが、井田先生の美術への思いと教育者としての影響力を感じたいい企画展だった。
帰りは、隣の県立自然史博物館に寄ってきた。
開催していた企画展は「化石動物園~哺乳類3億年の歴史」だが、企画展示室に入ると「単弓類」という専門用語が目に入るが、初めて聞く言葉だ。子どもたちが多い施設にしては難しい。
子どもたちには、常設展示場の恐竜の化石と復元したロボットはの方が分かりやすい。特に動くティラノザウルスは子どもたちの注目の的で、ここはいつでも子どもたちで一杯だ。