なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

6年弱の上海生活と4年間の日本生活を終えて、24年4月から武漢で赴任生活を過ごしています。

新型コロナ マスク供給量の増加の動きが加速してます

2020-04-21 06:28:08 | 新型コロナ
ここ最近、マスクの生産や供給能力増強の話が次々に出ています。



①今日、21日からはシャープが1箱50枚入りの不織布を使ったマスクを

1日3,000箱シャープのネット通販サイトで販売を開始します。

価格は税抜き2980円で、送料が660円。

今後は生産能力を増やして 1日10,000箱に増やす計画。(4/19記事より)





②ソフトバンクは中国の比亜迪(BYD)と提携して

月産3億枚(N95マスクが1億枚、一般用サージカルマスクが2億枚)のマスクを

製造する体制を整えて5月から納品を開始する予定です。(4/11記事より)




③パナソニックは新型コロナウイルスの感染拡大を受けマスク生産を始めることを決め

西日本の工場で日産10万枚前後を生産し、約1カ月後の出荷をめざす計画です。

マスクは主に自社の社員向けに生産しますが、外部から調達する量を減らすことで

マスク不足の緩和につなげたいねらいです。(4/20記事より)




④アイリスオーヤマは、宮城県の工場で月産約6000万枚を目指した

マスクの当初計画について、2.5倍の1億5000万枚に増やすと表明した。

設備導入を急いでおり「7、8月には到達できる」と語った。(4/20記事より)



などなど。

一刻もはやく流通過程と市場に多くのマスクが出回ることを願ってやみません。




ところで、1世帯あたり2枚のガーゼマスクの配布が始まっていますが

このために466億円の税金が使われています。

これ、「まさに税金の無駄遣い」と思います。



この466億円をマスク生産設備導入に対する補助金として活用されていれば・・・

政府が準備していた予算 約6億円で月産6,760万枚の生産能力の増強ができることから

計算上では 466億円を投資すると・・・

    466億円/6億円 × 6,760万枚 =月産50億枚以上

の生産能力に相当する生産設備導入に活用できる計算になります。
(あくまでも計算上の話です)

今、世界中でマスク不足が深刻です。マスクの重要は世界中にあるのです。

僕の地元では「米百俵」という有名な話が今も語り継がれています。

小泉さんが首相だったときに国会でも演説したあの話ですね。

窮状していた長岡藩に支藩の三根山藩から百俵の米が贈られたのですが

この米を藩士に分け与えて食べてしまうことはしませんでした。
 
『百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる』

米を売却してお金に換え、「国漢学校」を開設した実話です。

詳しくはこちら・・・
https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate12/kome100/kome100.html


466億円をマスク増産の設備に充てて生産能力を増やすことで

日本だけで無く世界のマスク不足を解消させようとする政策が出なかったことが残念です。


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