前回の記事では古いTUMIのエクスパンダブル・オーガナイザー・コンピュータ・ブリーフ(26041D4)のクリーニングを行いました。
汚れもかなり落ちてさっぱりしたものの、残念ながら持ち手やショルダーストラップの肩当て部分などに使われている革パーツの色落ちは改善できませんでした。そこで今回は革パーツの劣化を改善することに挑戦です。
たまたまYoutubeで鞄磨きの動画を発見しました。
非常に分かり易い内容で、必要な道具も簡単に手に入るものばかりだったので、Amazonで買いそろえ早速実践です。
準備として、まずは前回使用した馬毛ブラシで革パーツのほこりを払い落とします。
続いて、同じく前回使用したレザークリーナーとモイスチャライザーで革パーツの汚れとりと栄養補給を行います。
しばらく放置して革パーツが乾燥したところで、動画で紹介されていたレザーコンシーラーの塗布をはじめます。
コンシーラーを塗る際にはペネトレィトブラシを使用しました。ブラシを使って塗るだけなので手もほとんど汚れません。仮に手にコンシーラーがついてしまっても、石鹸で洗えば塗料はパリパリと剥がれるように落とせるので安心です。
そして結果はと言うと、劇的に改善しました!
レザーコンシーラーを塗布する前は
という感じで、革パーツのすり切れば部分がざらざらしてしまって、元々黒かった革の色も退色して緑がかっていました。
それがレザーコンシーラーを塗ってしばらく乾かすと
といった具合にすっかりすべすべです。少し離れたところから見たら新品と見紛うばかりな状態です。
流石に革素材自体の劣化が元に戻る訳ではありませんが、見た目の満足感はかなりあるので、クリーニングと合わせて試してみることをお薦めします。
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