関東農政局中信平二期農業水利事業所は、平成25年度完成を目指して、梓川花見地区に小水力発電所の建設を計画し、この秋から工事が始まるというニュースがあったので、さっそく改革・新風の仲間に呼び掛けて視察に行くことにした。
これは、落差を利用した「流れ込み式発電」で、年間332万kwの発電を行うことが可能となる。送電線網がないので、全量中部電力に売電し、その収入で土地改良施設の操作に必要な電力費を賄うものである。総工費14億円。仮に中電に1kw20円で売ったとして、年間6600万円の収入となり、およそ21年で元がとれる計算となる。
こちらは、松本市に合併する前波田町時代にCo2を削減し環境を守るための一つのモニュメント的要素をもってつくられた「波田水車」である。これまでは、合併した波田支所が管理をしてきたが、2年後には支所の職員数が減るため、できれば土地改良区に管理を委託したいという話でした。