こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

8月14日

2012-08-14 20:47:09 | 活動日誌

お盆のお棚。これは妻の実家です。キュウリの馬ややナスの牛もあります。


前に信濃毎日新聞で取り上げていただきました伯父の句集が手に入りました。


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松本市消防団全国大会へその2

2012-08-14 08:24:46 | 脱原発・危機管理

8月14日タウン情報


8月14日市民タイムス

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南相馬からの告発その2

2012-08-14 08:20:47 | 脱原発・危機管理

8月12日市民タイムス

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松本地区交通運輸労働組合協議会市長懇談会その2

2012-08-14 08:20:08 | 脱原発・危機管理

8月12日市民タイムス

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今週の日程

2012-08-14 00:13:36 | 活動日誌
8月13日(月)
 9:00東御市
11:00新盆あいさつ回り

8月14日(火)
11:00中川家
17:00伊深町会納涼祭

8月15日(水)
 9:30松本市平和祈念式典
12:00平和の鐘(広沢寺)
14:00平和安全県民祭(護国神社)

8月16日(木)~18日(金)
終日事務作業

8月19日(日)
11:00羽田雄一郎国土交通大臣就任を祝う会
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今年度元気づくり支援金事業は「紙芝居」

2012-08-14 00:04:19 | 岡田元気会
岡田地区では、昨年度刈野原峠整備事業、石造文化財保存事業、先人の生きざまを残す事業に取り組ました。今年は、それらを発展させるかたちで、岡田の民話を紙芝居にする事業と刈野原峠の案内板の設置事業に取り組みます。このうち、紙芝居は「稚児池」と「六助ギツネ」をつくることになりました。妻も参加しているお話の会は「六助ギツネ」を担当し、私がパソコンで清書をする役目です。役目がら原稿が手に入ったのでアップします。

岡田の民話「六助ぎつね」

松本の北に岡田宿があった頃のお話です。その頃はキツネやタヌキが、人を化かすと思われていました。

桔梗ケ原に玄蕃之丞という、この辺り一帯の元締めのキツネがいて、その子分に四天王と言われるキツネがいました。
先ず、赤木山の新左衛門、田川べりのオキヨ、岡田猫塚の孫左衛門に、山浦の六助がそれでした。
なんと岡田あたりには、四天王といわれるキツネが二匹も住んでいました。

この中で、六助の得意とするところは、怠け者などがいると、じっくり話をして、心を入れ替えさせることでした。六助ぎつねに話をされて、心を入れ替えた人は沢山いました。
(孫左衛門)「おい六助よう、あいつのことをしっているかい?」
(六  助)「あいつって誰だよ、孫左衛門」
(孫左衛門)「あの毎日飲んだくれてよう、畑も耕さない、田んぼも耕さない、ちっとも働かない困りものがいるじゃないか。ひとつ話をしてやれよ」
(六  助)「そうだなあ、ひとつ考えてみるか」

その男というのは、岡田のさかえやの竹三郎でした。竹三郎は、本当に毎日お酒ばかり飲んで、ちっとも働かない困りものでした。
(おかみ)「おまえさん、おまえさん、早く畑に行かないと日が暮れちまうよ」
(竹三郎)「やあ、ちょっと一杯飲んでから行くよ」
(おかみ)「何言ってんだい。今日も畑仕事にならないじゃないかね」
(竹三郎)「やあ、わしゃ酒が好きだなあ、こんなうまいものはねえなあ」
毎日、竹三郎とおかみさんの間には、こんな会話が繰り返されていました。

ある時、松本の親戚に結婚式があって、竹三郎が出かけて行きました。もちろん、めでたい席ですので、お酒も沢山出ました。
(竹三郎)「花婿さん、花嫁さんおめでとうございます。本日は誠におめでとうございます」
と言って、竹三郎はここぞとばかり、いっぱいお酒を飲んで、酔っぱらってしまいました。

結婚式も終わって、辺りが暗くなった頃、すっかり酔っぱらった竹三郎が、
(竹三郎)「ああ、めでたい結婚式だったなあ。うまい酒もたくさん飲めたし、今日はいい日だったなあ」
と、家へ帰ろうと、フラフラと歩いてきました。
ちょうど家のお墓の前を通りかかった時、誰かに呼びとめられました。
(六 助)「おい、竹三郎やい」

(竹三郎)「えっ、今呼んだのは誰だい?」
と言って、竹三郎が声のする方を見ました。そこにはなにやら、おじいさんが立っていました。

(六 助)「おい竹三郎、ワシはおまえのご先祖様だぞ」
(竹三郎)「えっ、ご先祖様ですか?」
(六 助)「おおそうじゃ。ワシが一生懸命働いて耕した土地で作物を作っていたというのに、おまえは何をやっているんだ。毎日酒ばかり飲んでいて、ちっとも働こうとしないじゃないか」
(竹三郎)「いえいえ、そんなことはございません。いっぱいだけ飲んで畑に行こうと思っているのです」
(六 助)「では、どうして田んぼや畑は荒れほうだいなんじゃ。ろくな作物は実ってないじゃないか」
(竹三郎)「そ、それは・・・」
(六 助)「一杯だけといいながら飲み続けてしまうからだろう」
と、言いながらコンコンと言い聞かせ始めました。
一晩中、言い聞かせられた竹三郎は、すっかり酔いもさめてきました。

(六 助)「よいか、竹三郎。ワシの話がわかったか」
と、ご先祖様が言いました。
(竹三郎)「ハイ、よく心に浸み入りました」
と竹三郎は言いました。
(竹三郎)「飲んでばかりで、畑も田んぼも耕しもしないですみませんでした。これからは心を入れ替え、一生懸命働きます」
と言って、何回も頭を下げていました。

(おかみ)「おまえさん、おまえさん」
突然おかみさんの呼ぶ声がしました。
(竹三郎)「えっ?」
(おかみ)「おまえさん、何をしているんだね?朝になっても帰ってこないから、心配して見に来たんだよ。お墓の前で何をペコペコ頭を下げているんだい?」
竹三郎はそう言われて、やっと正気をとりもどしました。

竹三郎は、ご先祖様に会ったことや、聞かされた話を、おかみさんにしました。
(竹三郎)「かあちゃんよお、おれは心を入れ替えて、お酒もやめて、これから一生懸命働くよ」
と言いました。
(おかみ)「そりゃ嬉しいよ。おまえさん」
とおかみさんは喜びました。
話をしながら家に帰っていく竹三郎とおかみさんを、六助ギツネはお墓の陰から、満足そうに見送っていました。

(竹三郎)「今日もいい天気だなあ。よし、今日もがんばって働くぞう」
それからというもの、竹三郎は心を入れ替えて一生懸命働いたということです。
(孫左衛門)「さすがに六助だな。竹三郎がこんなにマジメに働くなんて、たまげたなあ」
(六  助)「いいや、そんなことねーよー。孫左衛門」
そんな会話がどこからか聞こえてくるようでした。

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