こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

つながろう3.11信州からの情報をおつたえします

2012-08-18 18:53:59 | 脱原発・危機管理
福島っ子リフレンシュin大磯の参加者募集過程で世話になっ た福岡さんから以下のような便りが来ています。
福岡さんはパソコンを使わないので、代わりに打ち込んで、この情報の 流通を図ります。受け取った人はまた広めてください。同時に、なにかお手伝いをしたいと思います。

福島の被災 者をこのまま放っておいてはいけない。
皆様は福島 の被災者の現実をご存じですか?
  私は昨年の6月から支援活動を始め、現在は広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、は南相馬 (小高、原町、鹿島)の仮設住宅、借り上げ住宅、施設、幼稚園、小学校、中学校、あわせて100カ 所以上の方々に支援品送りをさせて頂いている者です。一時は川内村、都路、葛尾村にも支援をさせて頂い ておりました。そうした中で、福島県の方々の苦悩を知るにつけ、この苦悩を見て見ぬふりしてはならない と思うようになりました。どうか、皆様、現実の姿を知って、救いの手をさしのべていただきたくお願い申 し上げます。

 まず、支 援品についてです。福島は未だ寝具、衣類、下着、食器、生活消耗品、水、お米、調味料、食品などが不足 しており、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。
 災害当初 から支援は宮城、岩手に集中しておりました。福島は、原発への恐れからでしょうか、福島へ支援は入るこ となく、宮城、岩手に流れておりました。支援品があふれて困っているとお聞きした宮城に、福島にお願い 出来ないかと問い合わせましたが、他県に入ったものを福島に流すのは無理とのこと、ここでも決まりがあ ることを知りました。
 私たちの 義援金についてお話しさせていただきます。これは日赤の方からうかがった話です。私たちの義援金はその まま県に渡し、県から市町村、そして被災者にと委ねたそうです。海外からの義援金は被災者への家電6点 セット、教育支援、体育館、病院修繕費、ソフト事業費に。日赤としては国から資金をもらうことはなく、 以前からの日赤の資金で毛布配りをしたとのことでした。被災者に義援金のことをたずねると、一家族につ き5万円、7万円、30万円と町に よって異なっておりました。それにしても余りにも少ない義援金。私たちの義援金はどこに使われてしまっ たのでしょう? 被災者にとって悲しかったことは、国からのお見舞金が何もなかったことです、とおっ しゃっていました。
 東電の補 償金についてお話しいたします。東電は賠償金の一部として昨年秋頃、単身者75万 円、一家族(2人でも7人でも一様に)100万円支払い ました。しかも申請のためには何ページもの書類を書かせられて。しかし、この賠償金は仮払金なので、全 額返すように言われ、12月頃から被 災者は返金させられています。また、昨年6月から3カ月毎に、精神的損害金が一人10万 円ずつ支払われるようになりました。しかし、このお金も仮払い金なので、6月からの3カ月分を返済する ように言われ、被災者は自動的に引かれています。つまり、単身者は105万 円、3人 家族なら190万 円を返金しなければならないのです。人によっては、毎月の10万 円で返金することにした、という人もいます。何ということでしょう。お金のない被災者は、どうやって生 きて行ったらよいのでしょう?
国民年金の ある人は月6万 円で生活しています。光熱費、交通費すべてを6万円で。雪 国の会津は灯油代の出費も加わり、食費が無く、食事を抜いている人もいると聞きます。被災者に国は生活 保護制度を適用できないものでしょうか?
国民年金の 年齢に及ばない人、住宅ローンの残っている人、仕事が見つからない人は、さらに深刻です。ある中学校の 校長先生から「食事を食べないで来る子もいる。子どもたちはお八つをするチャンスがないので、せめて学 校でお八つを食べさせたい。お菓子の支援が欲しい」と頼まれたとき、経済上の深刻さに唖然としました。
 双葉町の 町役場の責任者からうかがった話ですが、3月11日に職員は 出張で仙台に行っていたそうです。それで当日双葉町にいなかったからと言って、東電はその人に賠償金を 出さなかった、とのことです。かわいそうに、その職員は、家を新築して3月13日 に入る予定だったとのこと。一日も住むことなく、ローンだけが残り、東電からは賠償金ももらえないので す。
 福島の被 災者に対する国や東電の対応については、いっさい報道されないために、地元の人でさえ本当のことが分か らず、「あなた達は東電のお金で楽な生活をしているんでしょう」と言われ、子どもまでもがいじめにあっ ています。周りから白い目で見られている被災者たちは、お世話になっているからと小さくなって生活し、 家の中にこもりがちになり、孤独とストレスで、鬱病、パニック症候群になっていく人が多く、自殺者が絶 えなくなりました。死んだ方がまし、死にたい人の気持ちがよくわかる、とよく耳にします。実際、また葬 式?と思うほど、仮設の自治会長さんはしょっ中、葬式先から電話を寄こします。私どもが支援している方 のお兄様も自殺されました。原発で入れない地域のスーパーの店主。生きる希望を失ったようです。
 東北の方 は、被災前は何世代も一緒に住む大家族が多いです。肩を寄せ合って生活していました。しかし原発によっ て、家があっても家に住むことが出来ず、家族はバラバラに引き裂かれ、年寄りは一人仮設に預けられ、冷 蔵庫の使い方もわからない方、料理作りをしたこともない80代 の方が、細々と生活しています。子どもの声が聞こえない、ひっそりとした仮設で、部屋にこもって出よう としない人や精神的におかしくなった人、救急車の世話になる人が多くなったと、自治会長さんも悩んでい ます。
 若い夫婦 も、夫は仕事を求めて出稼ぎに行き、親子バラバラになり、精神的に不安定になった妻はアルコール依存症 になり、子どもも不安定になり、家族崩壊状態です、と言って小学校の校長先生は胸を痛めておりました。
 仮設住宅 は人間の環境としては考えられないほど最悪です。私にはとうてい我慢できないと思いました。4.5畳 という狭い部屋、押し入れは半畳。収納場所がないため、最低限のものしか置けません。周りに品物を置く と空きスペースは寝るのがやっと。手足を十分に伸ばせません。隣の人の話し声が聞こえるので、小さい声 で話したり、テレビも小さい音にして聞いているとのこと。屋根はトタンなので、今は冷房をしないとサウ ナ風呂に入ったよう。窓は一つでベランダもないので、玄関の戸を閉めると、真っ暗で風通しが悪く、穴蔵 に入ったようで、夜は寝られず、熟睡できません、と言います。2~3人家族は4.5畳 2間、プライバシーを守ることもできず、空間がありません。ある被災者は、「ここにいると息が詰まりそ うで頭がおかしくなります」と言いました。
 冬になり 暖房をすると結露で床や畳が濡れ、湿気でカビが生えます。また、仮設は杭にチェーンで止めている所もあ り、大風が吹くと家が揺れて怖いという所もあります。人間には生活環境が大切で、これでは心身の病気に なっていくのは当たり前と言えないでしょうか? 被災者を一日も早く、この環境から救えないのでしょう か? 本腰を入れてアパート等を作り、被災者を仮設から解放できないのでしょうか?
 除染につ いて、被災者の声をお伝えします。
「わ たしたちの町は、もう住めないことが分かっている。30年40年 帰れないことも分かっている。だのに、住めない所をどうして除染するのか。お金を捨てているようなもの です。それよりも被災者の生活安定に目を向けて欲しい。別なところに新しい町を作って欲しい。新しい住 まいも作って欲しい。除染ばかりに目を向けず、被災者の生活をまず第一にして欲しい。汚染された所は仕 方がない。そこを廃棄物置き場にしたら良い。ふる里を失うことは辛いです。しかし、前を向かなければな らない。私たちはもう住めないと思っているのですから。しかし、東電と国は除染したがる。そして解除し たがる。解除して自宅に帰れると、補償金を出さなくて済むからです。国と東電は一つです」と、ある被災 者は言いました。
 最近、驚 いていることがあります。南相馬市小高区は来年の5~7月ごろ除染することになりました。その前に復興 庁は2000万 円の予算を出し、被災者に日当で草刈り、ガレキ処理をさせることになりました。「雇用の確保に、という ことですが、それは放射能を浴びさせることです」と役場の人も言いました。実際、現場で働く被災者が30分 草刈りしたら1.25マイクロ シーベルトあった、と言います。彼は担当者に言ったけど無視された、とのこと。現場には役場の人は来て いません。被災者はマスク無しで、普段着姿で働いています。弁当も出ません。そして、5月 から働きだして、3カ月過ぎま したが、今でもお金は出ていません。8月10日 過ぎに出ると言われた言葉を信じて、被災者たちは黙々と働いています。「お金のない我々は農協からお金 を借りて生活しています。8月10日 過ぎにお金が入ったら、農協に返金するつもりです。1日8時 間、月~土曜日まで働いています。休みは雨の日と日曜だけです。」
皆さま、福 島の方々は悲しすぎませんか? 全てが人道的に許されることでしょうか?これは、国をあげての「いじ め」になりませんでしょうか? いじめは犯罪行為でもあります。私は国の無関心、対策の先延ばしに、ナ チスのユダヤ人虐殺が重なって感じられます。どうぞ皆様、被災者を救ってください。皆様のグループに現 地の方をお呼びしてお話を聞いて下さい。そして物品や義援金のご寄付をお願い申し上げます。ご協力頂け ます方は、よろしくお願い申し上げます。

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映画「ぼくはうみがみたくなりました」をみました

2012-08-18 18:39:29 | 活動日誌
自閉症を描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」が、塩尻市レザンホールで上映され、妻と見に行きました。きっかけは、市民タイムスに掲載された記事でした。内容は是非みていただくとして、上映後に行われた対談をtwitterで流しましたので、ここにまとめます。なお、写真は前段に行われたTraffic Angelによるステージショーです。


「ぼくうみがみたくなりました」の企画原作脚本の山下久仁明さんと、長野県健康長寿課日詰正文さんとの対談。山下さんは、もとはアンパンマンや三目が通る等の脚本を書いていました。自分の子どもが自閉症で、子どもが3才になったとき、自閉症の取材をはじめた。…うちの子は事故で亡くなってしまった 。

ぼくうみ山下さん、主人公の台詞は自分の子どもの口ぐせ。淳ちゃんの役をやった伊藤さんは学生で、オーディションできた。本を読んで、自閉症の子どもを勉強してきた。自閉症かと思った。役者の中では秋野太作さんは、さすが。兄弟がよかった。海で出てきた子どもと犬は、山下さんの次男と家の犬です。

ぼくうみ山下さん。障害者の映画をつくろうとしたわけではない。笑いながら泣ける映画をつくろうと思った。自閉症の子どもを面白がって育ててきた。そう思わないとやってられない。親友の産婦人科の先生も、「自閉症は大人になったら治るよ」と言われて、殴ってやろうかと思ったが、伝えなきゃと思った 。

ぼくうみ山下さん。ニューヨークでも上映した。海外では寄付が集まりやすい。障害者との付き合いも普通な感じがした。ANAでも上映した。感想が寄せられたのははじめてと言っていた。理解を広げる手段として、例えば町田おやじの会つくって、がんばってる父親が出てきた。どんどん広がっている。

ぼくうみ山下さん。お父さんたちは、昔は自分の子どもが障害があるということを隠していた。今はみんな平気で話している。日詰さん、厚生労働大臣にも障害の話をしてきた。続編は?山下、ないです。小説は書いていますが、映画は金がかかるのでできません。この映画は3500万円の寄付を集めた。

ぼくうみ山下さん。映画ができて3年がたった。今までは自分の子どもの死を話してきたが、3.11で2万人の人が亡くなって、自分の子どもは1/1だか、同じ命なのに1/20000で、自分の子どものことを言えなくなった。それでも伝えていかなければいけないと思っている。


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安心安全ネットの吉田邦博さんからのメッセージ

2012-08-18 18:22:01 | 脱原発・危機管理
この度は、講演会、デモにお招き頂きありがとうございました。
松本の皆さんがでもに参加させていただいたことで、より感じました。
本当に、私にとっても良い経験となり 新たなエネルギーが湧いて来る
貴重な体験でもありました。

そして、今回頂いた多大な寄付金、ありがとうございます。
本日、口座に入金致しましたが、原水禁松本地区協議会分の
支援金の金額が間違っており、5,001円多い36,999円でした。
合計で350,500円の支援金となりました。ありがとうございます。

測定器購入代金として使わせていただいた残りのお金は、
食品検査の方で使わせて頂きます。

何か恩返しはできないものかと、考えていますが見つかりません。
食品測定器(応用光研FNF-401)があり、無料にて計測することしか
今は、頭に浮かびません。何検体でも構いません。遠慮無くどうぞ!
市販品をこれから重点におき、測っていこうと思っています。
そのようなものがあれば大歓迎です。

その他、福島で今起こっている様々な動きなども
追ってレポートさせて頂きます。しばしお待ちください。

本当にありがとうございました。



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トルコキキョウも金メダル フラワースピリット

2012-08-18 11:57:48 | 食・農業

8月18日市民タイムス

以前から何度かお知らせしてきました松本のフラワースピリットが、春のラナンキュラスに続いて夏のトルコキキョウも、10年に一度開催される世界園芸博フロリアード2012で見事に金メダルを受賞しました。おめでとうございます。
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日中の中学生卓球交流

2012-08-18 11:53:34 | 健康福祉

8月18日信濃毎日新聞

日中国交正常化40周年を記念しての中学生の卓球交流大会。私が副会長をしている松本卓球連盟からも二人の中学生を派遣している。
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柔らかい汚泥を破砕 波田のキクイチ 専用機開発に成功

2012-08-18 11:49:54 | 食・農業

8月18日タウン情報

以前、火山岩を使った透水性の舗装材料の紹介をした波田にある環境を中心に取り組む会社です。
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