新安保法制の撤回を求める信州大学人の会の第10回シンポジウムがありました。(動画あります)
今回は、「大学人の軍事研究への関与をどうみるか」がテーマで、信州大学名誉教授の高須芳雄先生のお話でした。
科学者や大学が戦争に協力し軍事研究をしてきた反省から、1950年日本学術会議は「戦争を目的とする科学の研究には今後絶対従わない」という決意を表明したが、今回の安保法制には何の態度表明もしなかった。
科学技術の研究そのものが軍事利用できるかどうかの線引きは難しいが、科学者は常にそのことを考えていなければならない。
今日のアピールを少し変更して紹介するが「科学は人類の幸福のために追求されるべきであるが、軍事に利用される科学は人類を不幸にする」、科学にこそ哲学が必要である。