７月６日 街角トーク＠倭交差点

本日の街角トークは梓川倭交差点です。福岡・大分の集中豪雨で行方不明者も多数出ています。２００６年の岡谷・諏訪地方での集中豪雨では死者が出た。調査してわかったことは、以前にも土石流があった地域と見られ鎮守の神様が祀ってあったり、水に関連した地名が残っていたりする。忘れてはならないことを残そうとしたのだろうが、時が経つにつれ忘れ去られていく。２０１１年の東日本大震災から６年半、もちろん当事者は現在も復興の途上であるが、日本全体をみるとあの時、津波に飲み込まれていく映像をみて「命が第一」と誰もが感じたはずだが、毎日の仕事や生活に追われる中で３．１１以前に戻ってしまう、「仕事第一」になってしまう。たぶん誰も悪気があってそうなっているわけではない。今の社会がそういう意識をつくりだしているのだと思う。だとすれば、いまある日常の中で「命」を意識する機会を意識的につくることが必要だ。それがこの国の民主主義をつくる道ではないかと思う。