そんな教訓から、暇あるごとに滑らない靴を探してきました。探すとそれなりにいろいろありましたが、どれもまぁ付け焼き刃だね。そんな中、スパイク付きの靴を発見。しかし、アイスバーンとか雪道なんていう言葉は一つも出てこない。これどーなの?と、思っていてもしょうがないので、買ってみました。
メーカーは倉敷にある「株式会社丸五」という日本の会社ですが、製造は中国製です。
製品名は、「アビカスパイク」で、山仕事、山菜採り、レジャーに最適と箱にはうたっています。やっぱり、雪道やアイスバーンとは書いていない。
一見確かに軽登山靴風です。写真ではわかりにくいですが、足首と袋ベロだけがメッシュになっていて、後は合成革ですね。なんとなく、昔あったプラスティックの登山靴を連想しました。こりゃ、蒸れそうだわ。そのくせ雨対策的には縫い目が多いので心配だ。
スパイクはこんな感じ。2mmほど突き出しています。結構固い。鋼鉄製と書いてあるけど、鋼鉄ってどんな鉄?ソールの柔らかさは結構固めにできていて、一般的な軽登山で使用するビブラムソールより固いような気がする。という事は、ぬれたタイルの上ではスパイクと相まって「すべる」ことが想像できます。しかしながら、アイスバーンでは絶大な効果が期待できそうなスパイクは魅力的。以前スパイク付きの長靴を使っていましたが、雪道、アイスバーンは鬼に金棒でした。(新しいからスパイクの上にゴムが乗っていてわかりにくい)
アッパーも全面合成革に覆われています。販売サイトの口コミでは靴ひもがチープで取り替えたという書き込みがありましたが、私はそんな印象はうけていません。一応撥水加工してあるそうですが、使用前に都度撥水スプレーを吹きかけるとよいかもしれません。縫い目の処理は、できれば「目止め」するといいんでしょうけど、ナメクジがはったみたいになるんだよね。
さて、サイズですが、購入したのはLサイズで、25.5~26cmとあります。うーむ、さすが日本メーカーという気がします。きっと中国生産なので規格にばらつきがでるのでしょう。それを、こうした表記にする事で解消しているように思われます。ただ、履いた印象ではLサイズ26cmといったところです。
中敷きがついています。結構薄いですが、土踏まずは盛り上げています。EEEで幅は広めです。右はアディダスのスポーツシューズ(26cm)に入っている中敷ですが、若干小さいです(写真ではわかりにくいですが)。丸五のLサイズ25.5~26cmは、軽登山流のサイズ表記ですね。靴に足を入れたときにかかとに指一本分の隙間がある。というのが軽登山靴流のサイズ表記です。軽登山の場合、足の保護のために、靴下の上にさらに厚手の靴下をはきます。なれない人は何とも地面の様子が分かりにくいと思いますが、履いているうちに慣れますので御心配なく。そうした使い方をしたくない人は、厚めの中敷に取り替えるか、1サイズ下の方がいいかもしれない。こうしたサイズ表記は間違っていませんが、通販で買うとなると、サイズ違いって心配ですよね。
右は愛用している「ダナーライト」。復刻版じゃないぞ!ビムラムソール的には若干小さいけれど、内寸で言うとほぼ同等サイズでしょうか。水溜りに入っても、同じくらいの深さなら大丈夫かな?最もダナーライトは全面ゴアテックスばりですけれどね。
とまぁ、ファーストインプレッションはこんな感じです。次回は、実際のアイスバーン、雪道でお伝えしたいと思います。
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