リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ガット弦その後

2012年04月11日 12時36分31秒 | 音楽系
0.46mmの2コース(バロック・リュート)は結局ケバも出ずもちろん切れずに寿命を終えました。1ヶ月以上は使っていました。もちろん毎日弾いていました。コンサートがあったので、ナイルガットに交換したのですが、このくらい保てば十分実用的と言えます。問題は1コースですねぇ。0.38mmは使い物にならないことがわかりました。0.40mmが使えるといいんですが。また注文してみようと思います。

あと、0.72mmと0.86mm(Pistoy)はまずまずですが、ちょっと音が暗くて前に出てこない感じです。もう少し太くするといいのかも。コンサート用に、ガットは外してナイルガットNG73とNG88に交換しました。2コースもナイルガットに交換しまして、いつものナイルガットスキームでコンサートを致しました。でもなんかガット弦でしばらく弾いていたせいか、ナイルガットの高音域の音がやけに耳につきました。まぁしばらく弾いていたら慣れてきましたが。