新幹線の運転士は思っていたより、大変な仕事でした。

2012年12月14日 | 長野労基のひと口コラム
小さな子供の将来の夢の筆頭が「電車の運転士さん」だったのは、いつ頃のことだろうか。もっとも今だってかなりの子があこがれているのも確か。

 我が家で一番小海線に乗っているのは電車大好き人間の孫たちだけど。

 そういう話はちゃんと知っていたのに、新幹線に運転士さんがいたのー、と突飛な声をあげたのは10年ばかり前の私でした(笑)

 小海線の運転士さんとはずっと仲良しなのにねえ。

 新幹線=ハイテク=無人と漠然と思っていた無知のおばさんでした。

 長野労基の12月の「ひと口コラム」はそんな私にまたまたショックを与えたのでした。
以下引用です。
 「新幹線の運転士は思っていたより、大変な仕事でした」

 時速200~300kmで走る新幹線の運転士は、それなりの経験と訓練を積み、強い精神力も必要だと誰もが思うことですが、実際の運転はどのようにされているのでしょうか。

 あれだけ早い新幹線ですから、常にコンピューターで制御された速度運行になっていると思いましたら、シンテムによる速度調整は駅ホームに入る数km手前だけで、通常の走行中は運転士が適宜速度計算しながら運転しているとのことです。

 
 具体的には、駅までの距離を考えながら速度を上下させており、例えば、後6分で駅まで24kmるなら時速240kmで走行しなければいけませんし、常に3分前、6分前、そして10分前といったように時速を暗算で計算できる時刻を見計らって速度調整しているそうです。

 それから運転中は常に座っていなければならず、不足の事態で緊急停止した場合であっても、指示があるまで何時間も座ったまま待機しなければならないそうです。

 以上引用終わり。

 「運転手は君だ車掌は僕だ~♪♪」の世界からあまり進歩していない私でした。

 それにしてもなかなか大変なお仕事ですね。
                          依田美恵子

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