*ハスカップの新規系統育成と加工品開発研究
http://www.nakashima-foundation.org/kieikai/pdf/20/20.pdf
苦味成分であるloganin は食味から予想されたとおり、ミヤマウグイスカグラに比べてハスカップに多く含まれ、さらに果実と比較して葉に著しく多く含まれていることが明らかになった。loganinはハスカップやミヤマウグイスカグラの葉に含まれていることがわかっているが、ミツガシワ、サンシュユの果実、マチンシ(馬銭子)の果実などの成分として知られ、これらの植物は健胃、高血圧、抗菌性などの生薬として利用されている。HPLC による分析方法によりloganin は水によって抽出できることがわかっているため、ハスカップの葉を煎じたり、粉末にして摂取したりすることによってハスカップの葉を生薬として利用することが可能であると考えられる。
また、ハスカップ果実はキナ酸を多く含むことが明らかとなった。キナ酸はクランベリーに多く含まれていることがわかっており、膀胱炎などの尿路感染症の予防や治癒効果が認められ、古くから民間薬として使用されている。ハスカップにおいてキナ酸が豊富に含まれているという報告は過去になく、新たな機能性成分として今後注目される可能性があると期待できる。
*ハスカップ(Lonicera caerulea L.)における系統選抜のための食味および形質調査
*北海道産ハスカップ茶の創製と官能評価
シアニジン-3-グルコシドは,HS 茶乾燥重量100 g 当たり約1 170mg 含有され,果実や搾汁残渣の含有量に匹敵する量であった.香り成分としてリモネン等が検出された.官能評価で,対象者からは「色が好ましい」「飲みやすい」と評価された.また,HS 茶飲用によって脳波α波左右偏側性が高まり,リフレッシュ効果が示された.残渣の有効活用である新規作製HS 茶は,ストレス軽減という機能性を持つ飲料としての可能性が示唆された.
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