失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「パープル・レインに濡れながら」 金子恵美 1991年

2015-07-07 | セクシー方面
金子恵美のソロデビューシングル

吉本興業からのアイドルデュオ「ポピンズ」として1986年デビュー。解散後はグラビアアイドルなどで活躍していたが、1991年ソロシンガーとして再デビュー。3枚のシングルと1枚のアルバムを残した。ちなみに写真集は4冊ある。


①パープル・レインに濡れながら
作詞:橋本淳、作曲・編曲:ミッキー吉野
パープル・レインといえばもちろんプリンス&ザ・レヴォリューションの1984年の大ヒット曲。しかし別にファンクでもなく、バラードでもない。リズムはレゲエ。あんまりこってりしてないのは殿下のレゲエナンバーぽいかも?「パープル・レイン 溺れるくらい いじめられて パープル・レイン 聞き分けのない 女になりたい」なんてアバズレムード満点の歌詞を、ちょいハスキーでこなれた雰囲気で歌う恵美さん。ビジュアル含めてセクシー系(お水系?)と言って差し支えない。サビのラストは「想い出のセプテンバー」。梅雨じゃなくて9月だったか。

②①のカラオケ

③ペパーミント・ドール
作詞:橋本淳、作曲・編曲:ミッキー吉野
①と同じく、サビでタイトルを連呼し記憶に刻もう作戦。ダンスビートに憂いをたたえたメロディ。「遊び上手な軽い心」のペパーミント・ドールが「捧げる愛に巡り会えない」と嘆く。こちらも経験豊富な非処女のイメージ。

④③のカラオケ

定価1120円、中古で100円。
アピールポイントのバストを強調したいのなら、そのタイトルの入れ方は上手くない。逆に、何もないと刺激的すぎると判断し、胸のあたりを白文字と青い波線で隠したのかな。レジに持っていきやすくしようという配慮?

15歳でアイドルデビュー。キャリアをそこそこ重ねピカピカの新人とは言えない姐御感を漂わせているが、まだ二十歳。


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