「BLACK CHRISTMAS」 今野登茂子 1994年

ええ、ジャケ買いです。

今野登茂子という名前を見ても全くピンとこなかった。調べてみたら、プリンセスプリンセスのキーボーディストだった！それほどまでに登りつめたお方が、こんなキワモノ的な８cmを…苦労したのね…と思ったら1994年はまだバンドは存在してた。1996年解散だから、これはバンドメンバーとしてのソロ・プロジェクトで、余裕のお遊び、ということか。プリプリは詳しくないが、メンバーみんな詞曲を作ってたみたい。

①BLACK CHRISTMAS
作詞・作曲：今野登茂子、編曲：長岡成貢
鐘の音から始まる、いかにもなクリスマス・アレンジ。ジャケやタイトルから想像されるような猟奇な世界ではなく、わりとありふれた感じの「ひとりのクリスマス」を嘆き、「あいつ」を恨む歌詞。逆にこの内容で、どうしてこんなジャケになるのか訊きたい。でもサビはちょっと切なくていいかも。

②ゆらり
作詞・作曲：今野登茂子、編曲：西脇辰弥

③①のカラオケ

定価1000円、中古で200円。
緑のロープで拘束され、雪の上に転がされたミニスカ・サンタ。どう見てもメジャー・アーティストのジャケではない。脚線美に自信があるのはよく分かるけど。
しかも、裏ジャケは口を緑のテープで塞がれた顔のどアップ。何がしたいんだこの人…

現在は利重剛夫人。映画音楽の仕事などしていらっしゃるようです。