「上を向いて歩こう」か「SUKIYAKI」×13

有名曲のオリジナル＆カヴァーズ。4枚増えたのでまた並べてみる。

作詞：永六輔、作曲：中村八大

今回は8㎝短冊としてのリリース順に左上から。

「スキヤキ」マリーナ・ショウ 1988
「上を向いて歩こう」坂本九 1961(1988)
「上を向いて歩こう」近藤房之助 1990
「スキヤキ」ディック・リー 1990
「追憶／上を向いて歩こう」スターダスト・レビュー 1992
「恋はあせらず／上を向いて歩こう」 ナディア・ギフォード 1994
「上を向いて歩こう」坂本九 1961(1994)

下段
「上を向いて歩こう」サヨコ 1995
「SUKIYAKI～上を向いて歩こう」ヤミ・ボロ 1995
「上を向いて歩こう」THE WAVES 1995
「SUKIYAKI～上を向いて歩こう～」NAHKI 1995
「上を向いて歩こう」濱田理恵 1996
「上を向いて歩こう～平成版～」のど自慢シンガーズ 1999


このうち9枚は、「上を向いて歩こう」×10で紹介済。4P.M.の非短冊8㎝は今回並べなかった。

では、増えた4枚を。

左上、マリーナ・ショウ 1988.2.25リリース。
坂本九のベストカップルシリーズ盤は同年11月なので、このマリーナ・ショウ盤が一番早い8㎝だろう。日本における8㎝の誕生日の4日後だから。

①スキヤキ（上を向いて歩こう）　コニカカラーCMイメージソング
編曲：Jimmie Haskell
Marlena Shawはブルーノート盤『Who Is This Bitch, Anyway?』(1974)などで有名なジャズシンガー。スローテンポで歌いあげるこのヴァージョンは、情緒に流れすぎず、フェイクも嫌味がない名カヴァー。マリーナ姐さん46歳、さすがの貫禄を見せつけた。

②SUKIYAKI (INSTRUMENTAL VERSION)
単なるカラオケではなく、サックスがメロを歌う。

定価1000円、中古で50円。
小さくCM画像が入っているが、マリーナさんの写真はなし。


上段左から3枚目、近藤房之助。

①上を向いて歩こう　東芝BSバズーカCMイメージソング
編曲：M-project
泣きのギターのイントロから、たっぷりした歌いっぷりで迫るブルージースキヤキ。
近藤房之助はこのシングルの１カ月半後にリリースされたB.B.クィーンズのアルバム『WE ARE B.B.クィーンズ』でも「上を向いて歩こう」をカヴァーしている。どっちが先だったんだろ。

②Get Stoned
作詞・作曲：近藤房之助、編曲：M-project
英語詞のオリジナルブルーズ。

定価930円、中古で100円。
ポニーテール房之助。


上段右から2枚目、ナディア・ギフォード。

①恋はあせらず　YOU CAN'T HURRY LOVE
(B. Holland/L. Dozier/E. Holland)、編曲：小西貴雄
オリジナルはザ・シュープリームス、1966年。とくにひねりなく幼女に歌わせてみた、ちょっと辛いカヴァー。そりゃアップテンポの曲はこんなになっちゃうって。

②上を向いて歩こう
編曲：小西貴雄、ストリングスアレンジ：萩田光男
６歳が日本語で歌う。まだそんなに日本語できない感じ？６歳だから英語でもたどたどしいのでよく分からん。最若年カヴァーという以外に評価ポイントが見当たらない。

③①のカラオケ

定価1000円、中古で50円。
現在まだ25歳、NADIA SHIMAZUとして活動しているようだ。


下段右から3枚目、ナーキ盤。

①SUKIYAKI～上を向いて歩こう～
英訳詞：JANICE MARIE JOHNSON、編曲：NAOKI YAMAGUCHI
ラガマフィンスタイルの曲紹介イントロに続き、日本語で歌い、合いの手を入れ、さらに英語でも歌う。最後のほうでは日本語講座も入ってきたり、オリジナル部分をガンガン突っ込んでくる大忙しのカヴァー。

②Stay With Me (Japanese Version)
作詞：小霜和也、作曲：NAOKI YAMAGUCHI、編曲：Carl James

③①のカラオケ

定価1000円、定価50円。
タトゥー風シール付き。


まだあるかな。増えたら、また。