ベン・E・キングのオリジナルはもちろん、ジョンによるカヴァーも有名すぎるスタンダード中のスタンダード。さすがに今さら感が強いが、やっぱり名曲でしょ。
左がベン・E・キング盤。CMタイアップで1988年に8cm化された。
①STAND BY ME 1961 EDWIN TV-CM IMAGE SONG
(Ben E. King & Elmo Glick)
「アメリカにしかないアメリカ」が好きだ。EDWIN MADE IN U.S.A.
というコピーが書いてある。エドウィンて確か日本の会社だったよな・・・あ、アメリカの工場で作ったのを輸入したのか。曲はもう、ね。いいでしょ。ドリフターズを1960年に脱退したリードシンガーがソロ転向翌年に放ったビッグヒット。こんなもん、大ヒットするに決まってんじゃねえか!とレコーディングの段階で全員分かってしまうような、非の打ちどころないポップソングだよな。
②Don't Play That Song 1962
(Ahmet Ertegün & Betty Nelson)
こちらは①の翌年のヒット。①があまりにもメガヒットだったので他の曲は影が薄い気がしてしまうが、この曲もアレサ・フランクリン、マライア・キャリーなどがカヴァーしている人気曲みたい。①に比べ、豪華なストリングスが入っていない分、渋好みにもアピールしそう。
これは非売品。エドウィンの店舗で配られていたのかな。中古で52円。
この曲、少なくとも他に2種類の短冊8cmが存在する。ひとつはベン・E・キングのポートレイトがジャケになっているもの。もうひとつはスティーヴン・キング原作の映画「スタンド・バイ・ミー」(1986)の主題歌として8cm化されたもの。中古屋で見かけたが買わなかった。
そしてご存知ジョン・レノンが1970年にカヴァーした。
中央の黒いのが前々回の「LOVE」裏ジャケ。
②スタンド・バイ・ミー 日本テレビ系「世紀末の詩」挿入歌
(King/Leiber/Stoller)
あれ?クレジットが上と違うぞ・・・
右の7インチアナログは忌野清志郎のセカンド・ソロシングル「E-JAN」(1987)。B面が「STAND BY ME(LIVE VERSION)」。どちらかと言えばジョンに近いアレンジで。作家クレジットは「KING-GLICK」になっている。
で、下が前回の「幸せなクリスマス」裏ジャケ(小さく王様と泉谷が写っている)。今回はカップリングを。
②僕のそばにいて 原題:STAND BY ME
作詩曲:Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller、訳詩・編曲:王様
アレンジはジョン・レノンのヴァージョンそのまま。頭の「♪夜が来た あたりは暗い」でちょっと笑いそうになる。でも最後まで聴くと、これも意外と(精神的に)ジョンに迫る感動作になっているんだな。直訳調は窮屈で、誰がやってもさほど変わらないと思われそうだが、実は日本語の使い手としてのセンスが問われる難作業のはず。
名カヴァーでしょう。
60年代のオリジナルと、70年代のジョン・レノン、80年代の清志郎、90年代の王様によるカヴァーが並んだ。
ところで作者のクレジット問題。英語版Wikipediaに「written by Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller」と書いてあるから多分こっちが合ってるんでしょ。では「Elmo Glick」って誰?ジョンの『ロックンロール』でも「King-Glick」だった。ジョンが間違えて、その後の(一部の)人々も間違えたままになってるってこと?詳しい方、教えてください。
左がベン・E・キング盤。CMタイアップで1988年に8cm化された。
①STAND BY ME 1961 EDWIN TV-CM IMAGE SONG
(Ben E. King & Elmo Glick)
「アメリカにしかないアメリカ」が好きだ。EDWIN MADE IN U.S.A.
というコピーが書いてある。エドウィンて確か日本の会社だったよな・・・あ、アメリカの工場で作ったのを輸入したのか。曲はもう、ね。いいでしょ。ドリフターズを1960年に脱退したリードシンガーがソロ転向翌年に放ったビッグヒット。こんなもん、大ヒットするに決まってんじゃねえか!とレコーディングの段階で全員分かってしまうような、非の打ちどころないポップソングだよな。
②Don't Play That Song 1962
(Ahmet Ertegün & Betty Nelson)
こちらは①の翌年のヒット。①があまりにもメガヒットだったので他の曲は影が薄い気がしてしまうが、この曲もアレサ・フランクリン、マライア・キャリーなどがカヴァーしている人気曲みたい。①に比べ、豪華なストリングスが入っていない分、渋好みにもアピールしそう。
これは非売品。エドウィンの店舗で配られていたのかな。中古で52円。
この曲、少なくとも他に2種類の短冊8cmが存在する。ひとつはベン・E・キングのポートレイトがジャケになっているもの。もうひとつはスティーヴン・キング原作の映画「スタンド・バイ・ミー」(1986)の主題歌として8cm化されたもの。中古屋で見かけたが買わなかった。
そしてご存知ジョン・レノンが1970年にカヴァーした。
中央の黒いのが前々回の「LOVE」裏ジャケ。
②スタンド・バイ・ミー 日本テレビ系「世紀末の詩」挿入歌
(King/Leiber/Stoller)
あれ?クレジットが上と違うぞ・・・
右の7インチアナログは忌野清志郎のセカンド・ソロシングル「E-JAN」(1987)。B面が「STAND BY ME(LIVE VERSION)」。どちらかと言えばジョンに近いアレンジで。作家クレジットは「KING-GLICK」になっている。
で、下が前回の「幸せなクリスマス」裏ジャケ(小さく王様と泉谷が写っている)。今回はカップリングを。
②僕のそばにいて 原題:STAND BY ME
作詩曲:Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller、訳詩・編曲:王様
アレンジはジョン・レノンのヴァージョンそのまま。頭の「♪夜が来た あたりは暗い」でちょっと笑いそうになる。でも最後まで聴くと、これも意外と(精神的に)ジョンに迫る感動作になっているんだな。直訳調は窮屈で、誰がやってもさほど変わらないと思われそうだが、実は日本語の使い手としてのセンスが問われる難作業のはず。
名カヴァーでしょう。
60年代のオリジナルと、70年代のジョン・レノン、80年代の清志郎、90年代の王様によるカヴァーが並んだ。
ところで作者のクレジット問題。英語版Wikipediaに「written by Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller」と書いてあるから多分こっちが合ってるんでしょ。では「Elmo Glick」って誰?ジョンの『ロックンロール』でも「King-Glick」だった。ジョンが間違えて、その後の(一部の)人々も間違えたままになってるってこと?詳しい方、教えてください。
「藤子不二雄」みたいなものですね。
アナグラムでもないですよね。GもCもないし・・・
エルモといえばセサミストリートくらいしか思い浮かびませんが、どういう由来なんでしょうね。
トーベンさん~王様ラインにしっかりバトンタッチしつつ
クリスマスネタも絡めて、さらにこの名曲に
あろうことかスリーカードで至らせるその名人芸!!!!
素晴らしすぎてドキドキします。
私だけかもしれませんが(笑)。
それにしても前記事に出てる
この王様のジャケ表はいいデザインですねー。
恋人にプレゼントしても全然よさそう。王様だけど…。
王様のはパッケージ・内容ともに大傑作ですね。見かけたら(その機会は少ないとは思いますが)ゲットですよ!