作詞・作曲:大瀧詠一
オリジナルは吉田美奈子、1976年。
うちにあったカヴァーものを並べてみた。
『夢で逢えたら』シリア・ポール 1977年
「夢で逢えたら」森丘祥子 1991年
「夢で逢えたら」RATS & STAR 1996年
『CARNIVAL』鈴木雅之 1997年
「夢で逢えたら」DEEN & 原田知世 2002年
「夢で逢えたら」のことなら、夢で逢えたら Perfect Collectionにすべて書いてある。軽く30を超えるカヴァー作品について懇切丁寧に言及している力作。特に付け加えることはないのだが、一応書こう。
左上、シリア・ポール1997年の再発盤CDアルバム。
編曲:多羅尾伴内、ストリングス・アレンジ:山下達郎
言うまでもなく、ナイアガラ・レーベルからの名盤。この再発盤には「夢で逢えたら」が4ヴァージョン収められている。Album Version, Single Version, Mono Version, Mono Tracks Onlyの4つ(インスト「夢で逢えたら、もう一度」を入れれば5つ)。
このアルバムは「フィル・スペ久ターのサウンド」に捧げられている。歌はわりとドライな感じなのに、あの語りの部分になるとグッと色っぽくなるんだよね。70年代の女優さんの雰囲気。最初にシリアの名前を知ったのは80年代、FMのパーソナリティとして。あとで大瀧プロデュースのアルバムを残していたシンガーだったと知って驚いたっけ。
中央の短冊が、森丘祥子。
森丘祥子は元セブンティーンズ・クラブ(工藤静香が在籍していた)。
①夢で逢えたら キリン ワインクラブDANCE CMソング
編曲:小西康陽
語りから入る、という意表をついた構成。基本はオリジナルに忠実なアレンジで、エコーも深め。間奏で最初と同じ語りをもう一度。森丘さんの歌は、まあ…あんまり印象に残らない。
②Real Me
作詞:岩里祐穂、作曲:熊谷幸子、編曲:小倉泰治
「ホントの私」に早く気づいて!という曲。聴いていて、「ニューミュージック」という単語が頭に浮かんだ。
定価900円、中古で105円。
左下に見える正方形は、ワイン「DANCE」のエチケットのようだ。
歌詞カード別刷り、トレー収納型。
右上、実は「夢で逢えたら」初めてのヒットとなった1996年のラッツ&スター盤。
Supervised by Eiichi Ohtaki、編曲:松本晃彦
シリアの再発盤のライナーで大瀧詠一が「この楽曲がこのような“落とし所”になるとは、全く夢にも思いませんでした」と語る、初の男性によるカヴァー。「春風そよそよ~」の部分はコーラスとマーチンの掛け合いになっている。歌詞はオリジナルのままだが、語りはさすがに男視点のものに替えている。語るは田代まさし。声が小さくて聞き取りづらい!
そして右下はラッツの翌年の鈴木雅之ソロアルバム。
これのオマケ8cmに、この曲が。
青い箱を開くと、ゴージャス・マーチンが。12cmCD(DISC1)の裏に8cm(DISC2)が収納される仕様。
②夢で逢えたら[10th Anniversary Solo Version]
編曲:松本晃彦
ラッツ盤と同じく松本晃彦による打ち込みドゥーワップ・アレンジ。ほとんどラッツと同じに聴こえるけど、コーラスは佐藤竹善、安部康宏、佐藤善雄とマーチン。語りはマーチン自身で、台詞がラッツ盤と微妙に異なる。
この8cmは2曲入り。都合により、①は次回に。
アルバムは定価3262円、Amazonで1円だから341円だった。
そして左下、DEEN & 原田知世。
編曲:DEEN
んーこのオシャレ・ボッサ・アレンジはちょっとどうかな。男女のデュエットによるカヴァーというのは目新しいけど…。ハモったり、交互に歌ったり。カップリングの「afternoon cafe style」はカフェのSEを入れたシンプル・ヴァージョン。さらに「for female」「for male」「for lovers」と3種のカラオケ(あるいは半カラオケ)も付いて、計5ヴァージョンの「夢で逢えたら」が収録されている。
オリジナルは吉田美奈子、1976年。
うちにあったカヴァーものを並べてみた。
『夢で逢えたら』シリア・ポール 1977年
「夢で逢えたら」森丘祥子 1991年
「夢で逢えたら」RATS & STAR 1996年
『CARNIVAL』鈴木雅之 1997年
「夢で逢えたら」DEEN & 原田知世 2002年
「夢で逢えたら」のことなら、夢で逢えたら Perfect Collectionにすべて書いてある。軽く30を超えるカヴァー作品について懇切丁寧に言及している力作。特に付け加えることはないのだが、一応書こう。
左上、シリア・ポール1997年の再発盤CDアルバム。
編曲:多羅尾伴内、ストリングス・アレンジ:山下達郎
言うまでもなく、ナイアガラ・レーベルからの名盤。この再発盤には「夢で逢えたら」が4ヴァージョン収められている。Album Version, Single Version, Mono Version, Mono Tracks Onlyの4つ(インスト「夢で逢えたら、もう一度」を入れれば5つ)。
このアルバムは「フィル・スペ久ターのサウンド」に捧げられている。歌はわりとドライな感じなのに、あの語りの部分になるとグッと色っぽくなるんだよね。70年代の女優さんの雰囲気。最初にシリアの名前を知ったのは80年代、FMのパーソナリティとして。あとで大瀧プロデュースのアルバムを残していたシンガーだったと知って驚いたっけ。
中央の短冊が、森丘祥子。
森丘祥子は元セブンティーンズ・クラブ(工藤静香が在籍していた)。
①夢で逢えたら キリン ワインクラブDANCE CMソング
編曲:小西康陽
語りから入る、という意表をついた構成。基本はオリジナルに忠実なアレンジで、エコーも深め。間奏で最初と同じ語りをもう一度。森丘さんの歌は、まあ…あんまり印象に残らない。
②Real Me
作詞:岩里祐穂、作曲:熊谷幸子、編曲:小倉泰治
「ホントの私」に早く気づいて!という曲。聴いていて、「ニューミュージック」という単語が頭に浮かんだ。
定価900円、中古で105円。
左下に見える正方形は、ワイン「DANCE」のエチケットのようだ。
歌詞カード別刷り、トレー収納型。
右上、実は「夢で逢えたら」初めてのヒットとなった1996年のラッツ&スター盤。
Supervised by Eiichi Ohtaki、編曲:松本晃彦
シリアの再発盤のライナーで大瀧詠一が「この楽曲がこのような“落とし所”になるとは、全く夢にも思いませんでした」と語る、初の男性によるカヴァー。「春風そよそよ~」の部分はコーラスとマーチンの掛け合いになっている。歌詞はオリジナルのままだが、語りはさすがに男視点のものに替えている。語るは田代まさし。声が小さくて聞き取りづらい!
そして右下はラッツの翌年の鈴木雅之ソロアルバム。
これのオマケ8cmに、この曲が。
青い箱を開くと、ゴージャス・マーチンが。12cmCD(DISC1)の裏に8cm(DISC2)が収納される仕様。
②夢で逢えたら[10th Anniversary Solo Version]
編曲:松本晃彦
ラッツ盤と同じく松本晃彦による打ち込みドゥーワップ・アレンジ。ほとんどラッツと同じに聴こえるけど、コーラスは佐藤竹善、安部康宏、佐藤善雄とマーチン。語りはマーチン自身で、台詞がラッツ盤と微妙に異なる。
この8cmは2曲入り。都合により、①は次回に。
アルバムは定価3262円、Amazonで1円だから341円だった。
そして左下、DEEN & 原田知世。
編曲:DEEN
んーこのオシャレ・ボッサ・アレンジはちょっとどうかな。男女のデュエットによるカヴァーというのは目新しいけど…。ハモったり、交互に歌ったり。カップリングの「afternoon cafe style」はカフェのSEを入れたシンプル・ヴァージョン。さらに「for female」「for male」「for lovers」と3種のカラオケ(あるいは半カラオケ)も付いて、計5ヴァージョンの「夢で逢えたら」が収録されている。
知ったのはラッツからで、まだ大瀧さんの名前も知らない頃でした(翌年の幸せな結末で知りますが)。
吉田美奈子盤もシリアポール盤も大好きですね。
森丘祥子のこの曲を収録したアルバム持ってますが、トータルプロデュースが小西康陽さんで、なんとYMOの「RYDEEN」に小西氏が詩もつけた歌なんかも収録してました。買って聴いたけどあんまりレア度なかった。
♪あ・お・く~ひかる夜のチャイナタウン~♪
♪ひ・か・る~夜のラビリンス~♪
ってな感じで(笑)
確かリミックスとカラオケが入っていたはずです。
ちなみにアルバムを聴いた某有名ミュージシャンは「最低っ!」という感想をお持ちになったようです(苦笑)。
真面目に聴いたらそういう感想になるのだろうな、と思います(アルバム聴いてないけど)
しかし、がんばってリミックスしても素材(ヴォーカル)がこれではねえ…これも聴いてないけど、だいたい想像はつきますね。