BaBe are; 近藤智子、二階堂ゆかり
BaBe(ベイブ)は80年代末期に活躍し、1990年に解散した女子ふたりユニット。彼女たちの7thシングルのアレンジを白井良明が担当した。
①WAKE UP!
作詞:森雪之丞、作曲:山口美央子、編曲:白井良明
イントロからギターが前面に出たアレンジで、間奏のギターソロなんて良明さんがいつも以上に伸び伸び弾いてる雰囲気。ちょっと「Who's gonna die first?」のギターソロに似てる。「街角のノイズが容赦なく襲いかかる」や「ストリート飛び交う偽りに疲れて」なんて元春の悪い影響としか思えない森雪之丞の薄い歌詞が辛い。地声を張り上げる歌唱法は、相変わらず元気いっぱいなんだけど、楽曲の方向性にブレが出てきているのは明らか。本人たちの意志なのか、ユーロビートに製作サイドが飽きたのか。意地悪な見方をすれば、勘違いアーティスト志向が空回りしたような作品。
②Keep On Rolling
作詞:森雪之丞、作曲:朝倉紀幸、編曲:白井良明
こっちもギター中心のロックナンバー。良明さんプロデュース作にしては、逆に珍しいほど弾きまくり。
定価1000円、中古で10円。
タンクトップにサイズ大きめのジージャン。髪にはバンダナ多めに巻いて。今の若い人は信じないかもしれないけど、80年代の終わりにはこんなファッションが街にあふれていたんだよ。
このシングルは2曲ともオリジナルアルバム未収録。同時発売のアルバム『Fight!』も良明さんのプロデュースらしいのに、何でアルバムに入れなかったのだろう?
右は、これも同日(1988.6.21)発売の白井良明ファーストソロアルバム『CITY OF LOVE』。
発売当時はハウスミュージックへのアプローチが話題になったが、今となってみれば白井良明のメロディ・メイカーとしての瑞々しさが印象に残る。どポップなタイトル曲、こだま和文のトランペットをフィーチャーした「青空のトランペット」、普通に名曲「Sleeping Bag」あたりがお気に入り。このアルバムにBaBeがコーラスで参加している。曲ごとのクレジットがないけど、おそらく参加しているのは「No! Blood!」。この声はBaBeだろ。結構全編にわたってコーラスがんばってる。作詞は森雪之丞。
BaBe(ベイブ)は80年代末期に活躍し、1990年に解散した女子ふたりユニット。彼女たちの7thシングルのアレンジを白井良明が担当した。
①WAKE UP!
作詞:森雪之丞、作曲:山口美央子、編曲:白井良明
イントロからギターが前面に出たアレンジで、間奏のギターソロなんて良明さんがいつも以上に伸び伸び弾いてる雰囲気。ちょっと「Who's gonna die first?」のギターソロに似てる。「街角のノイズが容赦なく襲いかかる」や「ストリート飛び交う偽りに疲れて」なんて元春の悪い影響としか思えない森雪之丞の薄い歌詞が辛い。地声を張り上げる歌唱法は、相変わらず元気いっぱいなんだけど、楽曲の方向性にブレが出てきているのは明らか。本人たちの意志なのか、ユーロビートに製作サイドが飽きたのか。意地悪な見方をすれば、勘違いアーティスト志向が空回りしたような作品。
②Keep On Rolling
作詞:森雪之丞、作曲:朝倉紀幸、編曲:白井良明
こっちもギター中心のロックナンバー。良明さんプロデュース作にしては、逆に珍しいほど弾きまくり。
定価1000円、中古で10円。
タンクトップにサイズ大きめのジージャン。髪にはバンダナ多めに巻いて。今の若い人は信じないかもしれないけど、80年代の終わりにはこんなファッションが街にあふれていたんだよ。
このシングルは2曲ともオリジナルアルバム未収録。同時発売のアルバム『Fight!』も良明さんのプロデュースらしいのに、何でアルバムに入れなかったのだろう?
右は、これも同日(1988.6.21)発売の白井良明ファーストソロアルバム『CITY OF LOVE』。
発売当時はハウスミュージックへのアプローチが話題になったが、今となってみれば白井良明のメロディ・メイカーとしての瑞々しさが印象に残る。どポップなタイトル曲、こだま和文のトランペットをフィーチャーした「青空のトランペット」、普通に名曲「Sleeping Bag」あたりがお気に入り。このアルバムにBaBeがコーラスで参加している。曲ごとのクレジットがないけど、おそらく参加しているのは「No! Blood!」。この声はBaBeだろ。結構全編にわたってコーラスがんばってる。作詞は森雪之丞。
BaBeと言えば、私でしょう。
妹が買ってきた、彼女達のアルバムを取り返して毎日のように聴いていたのは、今からもう20年以上前になるかもしれません。
と言いつつ、WAKE UP!の記憶はありませんが(笑)
いえいえ、『Fight!』は聴いていましたよ!
昭和の最後に出現した歌って踊れるアイドルが、わりとすぐに方向転換してみた失敗作ですね。
活動期間が短かったわりに、強烈なインパクトを残したユニットでしたねえ。
次回はもっとメジャーな曲を予定してます。