ナカナカピエロ おきらくごくらく

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

松田優作「野獣死すべし」の名セリフ

2018-01-31 23:28:23 | 日記
松田優作「野獣死すべし」の名セリフ

相棒の真田が連れの女を殺した後、悪夢にうなされて起きた後の伊達のセリフ。
---------------
あの女は確実に死んだ。
やがて土になる。それだけだ。
素晴らしいじゃないか。
恐いのか?
無理もない。
だけどそれでいいんだ。
それはね。人ひとりを殺したからじゃないんだ。
君自身が、人を殺すことに快感を覚え始めた自分に
戸惑っているだけなんだ。
そうだろ。
何も心配することはない。
僕も最初はそうだった。
不安はじき消えます。
だって君は今、確実に美しいんだ。
それは悪魔さえも否定できない事実だ。
来たんだ。君は。今。
あの輪廻という忌まわしい長い歴史を
たった一発の銃弾で君は否定してしまったんだよ。
そのくだらない時の流れを止めてしまったんだよ。
なんて素晴らしいんだ。
なんて素晴らしい悪魔の時間だ。
現世における法に基づく社会復帰なんてものは
君にとってはもう遠い過去の産物になってしまったんだよ。
分かるか。嘆くことはない。それでいいんだよ。真田。
君はもう仲間だ。
君のその行為は来世への世界で新しい歴史の始まりとして
輝かしい出発を遂げることができるという暗示だ。
君は今確実に美しい。
それは神さえも、神さえも超越している!
君の君自身によるアイデンティティは今確実にここに確立された。
歴史を否定する野獣の血は今初めてここに実を結んだんだ。
分かるか。もう何も恐れることはない。
一気に駆け抜けるんだ。僕と一緒に。
一気に駆け抜けるんだよ。
真田!どうした?何を恐れてる?
(伊達が真田の前に銃を放る)
拾え!その魔性の銃を拾え!
---------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デビッド・リンチ:アートライフ

2018-01-31 22:00:03 | 日記

デビッド・リンチ:アートライフ

今日は黄金町シネマ・ベティにて映画「デビッド・リンチ:アートライフ」を観てきた。デビッド・リンチといえば「ツウィン・ピークス」をはじめ、数々の不可思議な映画を世に出したハリウッド界の奇才である。その生い立ちから最初の劇場映画「イレイザー・ヘッド」に至るまでの道をデビッド・リンチ自らが語り、時折彼の美術作品を織り交ぜながら進むドキュメンタリー映画である。本当のアーティストというものはこういうものかと思い知らされた。ほぼ全作観ているデビッド・リンチ・ファンである私には垂涎ものの映画であった。

後記
今日は皆既日食でも「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」というそうだ。見上げた月がやけに冴え冴えと見えたな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月30日(火)のつぶやき

2018-01-31 04:16:16 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする