アメリカにいた頃、ベセスダのUSUHSで一緒に働いていた中国人のチェンは、帰国後も時々メールをくれます。私が日本に帰る前にNZのラボに移ってしまったので長い間会ってないのですが、先日その彼女から推薦状を書いてほしいという依頼が来ました。
アメリカに限らず、ポジションを求める際には必ず必要になる推薦状ですが、これを誰に頼むかというのは非常に頭の痛い問題です。一番いいのはボスが書いてくれることですが、転職活動を知られたくない場合もあります。ボスのグラントが切れて、『ラボを移ってくれ』と頼まれたりした場合は別ですが、普通はプロジェクトの途中でメンバーがやめるのを快く思う人はあまりいないでしょう。いろいろな状況で『この人はそのうちよそへ出そう。』とか『独立させよう』とボスが思っている場合は別ですが、推薦状を頼むということは「やめたい」という意思表示でもあるわけですから、注意が必要です。
で、チェンは私に頼んできたわけです。本当ならアメリカにいるもっとえらいポジションの人の方がよかったでしょう。でも元同僚として書いてくれればいいから、と言われて引き受けました。彼女は大変な努力家ですし、性格もよく、推薦状を書くために長所を挙げるのに苦労はありません。
しかしまあ、私のようなものが英語で推薦状を書くのは初めてのこと、あれこれ考えてけっこう大変でした。急ぐという話だったので、今朝相手先に送り、一件落着。今回のポジションはすでにインタビューも終わっており、最後の裏づけに必要だっただけで、彼女の採用はほぼ決まっていたようだったので、まあ気は楽でしたが、私にとっても大変よい経験になりました。
アメリカに限らず、ポジションを求める際には必ず必要になる推薦状ですが、これを誰に頼むかというのは非常に頭の痛い問題です。一番いいのはボスが書いてくれることですが、転職活動を知られたくない場合もあります。ボスのグラントが切れて、『ラボを移ってくれ』と頼まれたりした場合は別ですが、普通はプロジェクトの途中でメンバーがやめるのを快く思う人はあまりいないでしょう。いろいろな状況で『この人はそのうちよそへ出そう。』とか『独立させよう』とボスが思っている場合は別ですが、推薦状を頼むということは「やめたい」という意思表示でもあるわけですから、注意が必要です。
で、チェンは私に頼んできたわけです。本当ならアメリカにいるもっとえらいポジションの人の方がよかったでしょう。でも元同僚として書いてくれればいいから、と言われて引き受けました。彼女は大変な努力家ですし、性格もよく、推薦状を書くために長所を挙げるのに苦労はありません。
しかしまあ、私のようなものが英語で推薦状を書くのは初めてのこと、あれこれ考えてけっこう大変でした。急ぐという話だったので、今朝相手先に送り、一件落着。今回のポジションはすでにインタビューも終わっており、最後の裏づけに必要だっただけで、彼女の採用はほぼ決まっていたようだったので、まあ気は楽でしたが、私にとっても大変よい経験になりました。