なぁなママの聞いてきいて

70代でアルツハイマー認知症を発症した姑は86歳で老衰で他界。今度は実母が膝痛をきっかけに介護生活そんな日々のつぶやき

結局入院をした舅

2012-12-29 23:21:33 | 舅の病状
主治医が28日に二回往診をして、家で心電図までとってくれて『頻発性不整脈』と投薬でコントロールしてもらった 

翌日には脈拍は良くなっていたけど食欲もなく元気もない舅の様子を29日の午前中に電話をもらって伝えると「午後にもう一度診せてもらいます」ともう診療はお休みになっているのに先生の方から申し出てもらって感謝の我が家でした 

ところが午後になったら舅は姑といつものように取り留めのないことで言い争いを始めたと思ったら・・・布団から出てきて薬の整理を始めたりし出した 

午前中に状況を電話した、いとこが顔を見に来てくれるという事になったのも励みになったのか???

姑といとこと三人でこたつに入って「今夜はビールでも飲みたい」なんて事まで言い始めて・・・キツネにつままれたようで、昨日は何だったのだろうか?と思っていた我が家族 

4時少し前にかかりつけ医から電話が入り、2階に居た私たち夫婦が電話を取って、あまりにも元気になってしまって申し訳ないほどだと先生に少し前の『血圧と脈』の報告をしていた頃・・・階下では舅が突然震え始めていた 

そんなことは知らずに電話の対応をしていた私だったのだが、かかりつけ医は「血圧の状況も心配なので一度見させて欲しいので4時に伺います」と言って電話を切った 

そのことを伝えに階下へ降りていくとガタガタと震えている舅を見守るいとこと姑 

慌てて夫に『体温計』を持ってきてもらって私が押さえて検温すると『38,4℃』もある 

慌てて座椅子に座っている舅に毛布を掛けたりしながら・・・かかりつけ医の到着を待つ 

先生もびっくり 

血圧を測ろうとしても腕も震えっぱなしで図ることが出来ず「救急車を呼んでください!!」と言われる 

誰もやってくれず・・・私が『119』にかけるが呼び出し音ばかりで一向に繋がらない 

救急車が出払っていて、電話もつながりにくかったようである 

やっとつながり状況を知らせるときてくれると・・・

その間にかかりつけ医は大学病院からの紹介状がある病院へ携帯から電話をしてくれて受け入れを要請してくれる 

救急車の到着がとても遅く感じられたその時間もかかりつけ医が一緒に居てくれたことでとても安心していることが出来た 

我が家はうなぎの寝床のような家でお店から救急隊が入ってきたけど引き戸が邪魔してストレッチャーが入れない 

慌てて私が戸をはずして・・・夫も続いて2枚目をはずして何とか入る事が出来た 

そうこうしている時、かかりつけ医のお母様がわざわざ先生のバックを届けに我が家へとやってきてくれた 

かかりつけの先生は夫と一緒に救急車に同情してくれて搬送先の病院まで行ってくれました 

救急車の中では舅の手首を握って脈を取りながらずっと励まし続けていてくれたそうです 

私は救急車に3人が乗り込んだのを確認してから家の入っていとこと店との境の引き戸を元に戻してからタクシーで病院へ行くべく外へ出ました 

ところが、救急車がなかなか出発しないので・・・とにかく出発するのを待ち受けて確認してから、明治通りまで出てタクシーを拾って病院へと向かいました 

舅は結局39℃以上の熱が出たのですが・・・震えは救急車の中で収まり、会話も出来るようになり・・・看護婦にいろいろと要望も言えるような状況になって病室へ入りました 

落ち着いた舅にジュースを飲ませたり、様々な書類にサインをして・・・私と夫は家へと戻りました。

姑は娘のように慕っているいとこが一緒に残ってくれたので混乱することもなく家で待ってくれていました 

かかりつけ医者といとこには感謝の気持ちでいっぱいです 

私はとにかく夢中で過ごした28・29日でした 

夫は妻である私にまかせっきりの28日で・・・今日の急変で初めて父の病状に気づいたような所もあり、ただ動揺するばかりで・・・とっても頼りないです 

でも、この環境で家で寝たきりの病人を世話できる状況ではないと考えていた私はとにかくホッとしています 

たぶん、かかりつけ医の先生も入院してくれてホッとしてお正月を迎えられるのではないかと・・・心から感謝の気持ちでいっぱいの私です。

こんな素敵なかかりつけ医はいないと本当に思って幸せな気分です 

明日からは一人残ったアルツハイマーの姑との日々ですが・・・私には一人暮らしの実家のは母も居るので、年越しは実家で母と迎える予定です 

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