米イリノイ州、マスク着用義務再導入 学校でのワクチン接種も義務化 © Reuters/SHANNON STAPLETON 米イリノイ州、マスク着用義務再導入 学校でのワクチン接種も義務化

[26日 ロイター] - 米イリノイ州のプリツカー州知事は26日、週明け30日から年齢2歳以上の州民に対する室内でのマスク着用義務を再導入し、同州の生徒と教職員に新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けると発表した。

宗教上などの理由でワクチンを接種しない教職員は少なくとも週1回のコロナ検査が義務付けられる。

プリツカー知事は「これはワクチン未接種者のパンデミック(世界的大流行)だ。マスク着用とワクチン接種によってパンデミックの流行を遅らせることが可能」とし、「われわれはすでに終わったと考えていた戦いを強いられている」と述べた。

米国第3の都市である同州シカゴのライトフット市長は25日、全ての市職員とボランティアに新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けると発表した。