沖縄知事も
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ワクチン対象年齢を引き下げ 県広域センターの枠を拡大 20~30代の優先接種も
2021年8月30日 17:17
沖縄県の玉城デニー知事は30日、会見を開き、新型コロナウイルスのワクチン接種の対象を現行の18歳以上から、12歳以上に引き下げると発表した。12~15歳は保護者の同伴が必須で、接種券や身分証明書が必要となる。12歳以上に接種券を配っていない市町村に在住している場合は、接種できない。県の広域センター2カ所(那覇市・県立武道館、宜野湾市・沖縄コンベンションセンター)は31日予約受け付けを開始、9月1日の接種から。クルーズターミナルは9月3日の予約受け付け、6日に接種を始める。国がモデルナ製ワクチンの接種年齢引き下げたことに伴う対応という。
玉城知事は「対象年齢を引き下げることで、感染対策の切り札となるワクチン接種を早期に全ての方に接種できるようにしたい」と述べた。同時に、「未接種の人に対する差別を絶対しないように。あくまでも希望する人への推奨だ」と呼び掛けた。
ワクチン接種の加速化のため、県の広域センターでは接種枠を拡大する。1会場あたり、週4500回を最大7700回に増やすという。モデルナ製ワクチンについて、厚生労働省から供給量の増加があり、接種枠を拡大するという。那覇市若狭のクルーズターミナルセンターでも6日から、モデルナワクチンの運用を始め、週3500回から最大で週10500回に拡大する。
若年層への接種を推進するため、広域センターでは、県内在住の20~30代を対象に、優先接種を始める。事前の予約は不要で、整理券配布の当日受け付けで接種できる。9月8日の水、土から、1日あたり200回の接種になる。
以上
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