日本の意匠

これからの日本の風景を意匠します。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし

2009年06月01日 | 建物
土居をくみ、うちおほひをふきて、つぎめごとにかけがねをかけたり。
土居をくみ とは、ささやかな家を組みか?(土台と解釈して良いのだろうか?)
井原市にも土居の地名がある。通常の解釈では土台を組みとなりかなり興味深い。土台の発明は城郭建築と勘違いしていました。
一般的に土台が使われ始めたのは、在来工法が普及してからのこと、つまり戦後のこと、それ以前は礎石に柱を立てる形式で土台が無い。

うちおほひをふきてとは、簡素な屋根を葺いての意。
つぎめごとにかけがね とは、(外壁の木の)継ぎ目ごとにくさびをかけましたと読める。

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