色づきの便りがあちらこちらから寄せられる。
富士山には綿帽子が・・・・・
家の前の公園では秋の臭いが漂っている。
それを拾うおじさんおばさん。
観光なんかしないから紅葉狩りや栗拾いなんかやった事が無い。
外苑の銀杏並木を映画のワンシーンの様に女と歩いてみたいと思うも辿り着く前に酒を呑んでしまうので未だに叶わないで居る。
まぁ、俺と歩ける女が居るのか?
娘から男の子が出て来た。
大変な世の中に出て来てしまったのか?
出てくるなり天地を指差して「天上天下唯我独尊!」などと大嘘をつく様な子では無くて一安心。
しかし俺に似て「この地の女の争いは全て我に起因あり。」などと言う自責の憂いを持ち得るかも知れない。
波来亭チャンネル