ハチャメチャな比較ですが・・・
「衆生本来仏なり(中略)
衆生近くを知らずして遠く求めるはかなさよ」という白隠禅師
座禅和讃のようなことをしている私です
ドードー鳥をオックスフォードまで見に行き、後でウィーンの
自然史博物館に展示されているのを見つけたり、日本で一度も見たことのなかった
トキを同じく自然史博物館で発見したり・・・
日本アマゾンで買った
ビワハゴロモの本に感動していたら、ちゃんと自然史博物館の昆虫室にあったり・・・
今回も以上の延長線上のお話です。
某猫学文献にも登場する
ハルキゲニアは、奇妙な姿と復元想像図の変遷により、日本でも知名度が高く人気のある古生物ではないかと思います。
いつもパラパラめくるだけの自然史博物館ガイドブックでハルキゲニアを見つけたのは去年のこと。それから探してみたのですが発見できず。一度は館内の係員に尋ねたところ「私は学芸員で古生物のことは分からない」と言われました。次の時は相談コーナーの人に手書きのハルキゲニアの綴りを見せて質問したのですが係員が古生物専門ということはなく「多分あの部屋かこの部屋」と教えられ、結局この時も見つけられず
ハルキちゃんはカンブリア紀のヒトなので「今回は絶対見つけてやる!」との決意も固く、該当の部屋にまっしぐら
そうしたら何と
部屋の入口でハルキちゃんが迎えてくれました。
光線の具合か、私のばかちょんデジカメでは色がとんでしまいました
その隣のショーケースは多少マトモに撮れました。
いずれも
バージェス動物群の方々でしょう。
同じ部屋を少し先に行くと、遂に陸上生活を始めた最初のグループに属する
イクチオステガが、水面(ショーケース)から身を乗り出しています。
複数の
アンモナイトが見られる化石
恐竜の肢の骨
何という恐竜かは見ませんでしたが、とにかく、こんな巨大な方々は現代に存在しなくて良かったと思います