またまた間が空いてしまいました
プロバイダーが新しいモデムを郵送してくれるというので注文したところ、モデムが届いた日から、ネットもメールも不通になりました。
新モデムを取り付けるのがややこしいので、シリア出身のアッシリア人の友達(コンピューター技師)に頼み、付け替えてもらいました
コスプレ猫さんは今回の本文と全く関係ありません
生まれた国と違う国に住んでいると、出身国のことを質問されるのはよくあること。
日本の近代化に関しては1868年を中心とする明治維新のことを話す機会が良くありました。
しかし、一定時期を過ぎれば、知人友人はもう質問を終わった後で、赤の他人から、いきなり質問を受けることもありません。
ところが、時々行く薬屋さんで、初めての質問を受けました。
外国人が日本語を喋るとき、その日本語から、その人の出身国が分かりますか?
ええー、そんなこと考えたこともなかったぁぁぁ
その後つらつら考えてみると・・・
ウィーンに住み始めた頃は、ちょっとマトモなドイツ語を喋られると、どれも同じに聞こえましたし、イタリア人とメキシコ人がイタリア語とスペイン語ですらすら会話しているのを聞いても、イタリア語とスペイン語の違いが分かりませんでした
が、何年も住んでいるうちに色々聞き分けられるようになりました。
イタリア語とスペイン語の違いは聞き分けられます。イタリア語の方が柔らかく、スペイン語はやや硬く、アラビア語の影響が感じられます。
ドイツ人のドイツ語、オーストリア人のドイツ語、スイス人のドイツ語も大体聞き分けられます。特にスイス人のスイス語(標準ドイツ語を話している場合)はアクセントやイントネーションがかなり違うのですぐ分かります。スイス独自のドイツ語を話されると殆ど分かりません
私の勝手な特徴づけで言えば
ドイツ人のドイツ語:透明で硬質
オーストリア人のドイツ語:不透明でソフト
スイス人のドイツ語:半分歌っているよう
(以上は全て標準ドイツ語の場合です)
ドイツ語圏以外の人が話すドイツ語で出身国までは確定できませんが、英語訛りとかスラブ語訛りは多少分かります。それに、外見で見当がつく場合もあります。
では日本語を話す外国人の出身国は?
振り返ってみると、何者か不明の人と日本語を話したということは一度も無いと気がつきました。
私が日本語で話したことがあるのはオーストリア人、ドイツ人、ダマスカス大学で日本語を勉強しているシリア人で、始めから国籍のわかっている人ばかりでした。
ウィーンのような大都市の薬屋さんだと、ドイツ語を使う外国人が薬を買いにくるのは日常茶飯事で、かなりの程度、聞き分け可能なのでしょう。
追記
モデムを替えてくれた友達は、アラブ人ではありませんがシリア出身でアラビア語が話せるので、難民のための通訳ボランティアをしているそうです。
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