一応前回の続きです
新たに死海文書断片が発見されたのは、1947年の発見同様、砂漠の中の断崖絶壁にある洞窟です。
ロッククライミング技術の必要な現場で発掘調査する考古学者は重労働者ですね。
そういえば、彫刻家も大きな石彫を造るときには石工です(脱線)
今回は洞窟のひとつで上の写真のカゴも見つかりました。
放射性炭素年代測定によれば約1万年前のもので、つまり原型を留めているものとしては最古の編みカゴということになります。
素材は何か知りたいところですが、これまで読んだ範囲では、何も紹介されていないので、科学者もまだ調査中なのかも知れません。
こういうものは容器には違いありませんが、一体何をいれて使っていたんでしょうね
1万年前というと大昔のようですが、宇宙の歴史に比べれば一瞬です
詳しい記事はイスラエルの英語新聞サイトでご覧ください(まる投げ)
もしかしたら続きがあるかも知れませんが 当然、乞無期待
この遺跡調査は、イスラエルの考古学者のみで行われているのでしょうか?それとも世界の考古学者が参加し丘陵の洞窟を調査し、イスラエル政府と組んで調査しているのでしょうか?
60年ぶりに新たな資料が発掘されたそうですが、それまでは調査が緻密に行われていたのか、、、イスラエルでの冷戦等で、遺跡調査がなされていたとは思えないお国事情にも思えたのですが、それは知らなさすぎでしょうか?
講談社で、「死海写本・最古の聖書」が出版されていると聞いた事がありますが、勿論私は読んでもいませんし、良くわかりませんが、最古の聖書の中に既に2千年先の地球沈没や人類滅亡が予言されていたと言う、考えがかなり恐ろしいと言うか、今の地球を解っていたと思うと想像を絶する思いです。
また、恵まれた暮らしの人達と恵まれない闇の暮らしを強いられていた人々の存在もある程度判明していたのは、凄いと言うより恐ろしい様な気がします。
数年前に話題になったエヴァンゲリオンで登場していた様にも記憶します。私は語学や史学に疎いので全体像を把握する事は困難ですが、、、深く掘り下げて調べると興味深い事案が浮上してくるかもしれませんね。
宇宙の話の様ですが、「予言」が何故可能か・・・
1947年の発見以来、長年にわたり研究者同士のライバル意識による情報秘匿など紆余曲折を経て出版に至りました。今は一応公平公正な情報提供・協力体制になっているでしょう。なおかつ情報隠匿している人がいるかも知れませんが、それは犯罪の領域・・・
死海文書の半分は旧約聖書ですが、研究者にとっては貴重な資料(史料)ですね。
聖書が2000年後を予言していたと言うより、既に当時、人間の自然破壊による大きな事故や災害が起こっていたのでしょう。今と違い2000年前には災害が起これば結果も非常に深刻で、キリストさんの時代には、世界の終末が近いと思われていたようです。
有史時代には既に貧富の差があったことは、ある意味当然と言えるでしょう。人類黎明期のドロドロごちゃごちゃした時代は先史時代で記録がありません。その記録の無い時代の方が有史時代より遥かに長~~~~~いわけで、その時代に起こった恐ろしい出来事が伝説や神話として語り継がれてきたとも考えられます。
イスラエルは特殊な状況にある特殊な国で・・・
語り始めたら大変なのでやめますが、良い国です。負の側面を克服すれば、もっと良い国になるでしょう。でも道は険しく長いです