今日はキリストさんのお誕生日です
で、久々にユダヤのジョーク
稚拙なマウス描きですが、一応、ユダヤ人と神様のつもり
ある敬虔なユダヤ人の息子がキリスト教に改宗してしまいました。
このユダヤ人は悲しみのあまり世を去り、ユダヤ教の神様に泣く泣く訴えました。
「神よ、私の息子がキリスト教に改宗してしまいました。」
神様答えて曰く
「お前の気持ちは良~く分かるよ。ワシにも同じことが起こったから。」
キリストさんはユダヤ人で、もともとユダヤ教の改革を目指し、結果としてキリスト教という新しい宗教が生まれることとなりました。
つまり「神の子キリスト」の父親はユダヤ教の神様、というわけで、このジョークが成り立つのですが、それを笑い飛ばすのがユダヤ人自身であるところが、ちょっと微妙に愉快です
このジョークは友達から聞いたのか、本で読んだのか、もう思い出せません。
が、もうひとつのバージョンがあります。それによると・・・
息子がキリスト教に改宗してしまったユダヤ人が、神のもとに訴えに行き、帰ってきました。隣人が「どうだった?」と尋ねると、件のユダヤ人曰く「神様と同じようにするよ。」隣人が更に何をするのか尋ねると、「ニュー・テスタメントを書くよ。」
テスタメントには遺言書という意味があるほか、ユダヤ教の基本的聖典タナハを含むのが「旧約聖書(オールド・テスタメント)」、イエスの生涯や使徒の活動などをまとめたものが「新約聖書(ニュー・テスタメント)」なので、これをもじったのが最後の部分です。
キリストさんが話していた言葉アラム語についてはこちら
みみずブログの以前のユダヤ・ジョーク
タバコとタルムード
ランプのみみず
ラビと神父
五戒を2ケ
ユダヤの方っていろいろと面白いジョークを作ってるんですね。
ユダヤのジョークは、ちょっと「ひねくれて」います
「自己つっこみ」とでも言いましょうか・・・
こういう話題に慣れているヨーロッパ人でも
このジョークを聞くと、ガハハと笑う人のほかに
「イヤ~、ほんとにそうだね!」と感心する人も