ちょっとご無沙汰ですみません
全然見たくもない最近の嫌な主役エボラ
遂に「エボラノミクス」という言葉が出てきましたね
エボラ経済学とでも言いましょうか
私はLRB(ロンドン・レビュー・オブ・ブックス)の最新号で知りました。
つまり
「病気で犠牲になるのが貧しい人間だけで、患者数が限られていると製薬企業にとっては二重のリスクである。この両面からエボラ治療薬開発への投資は、収益の見込みのない悪い投資ということになる。」
これを、ブラックジョークにしたのが「ジ・オニオン」の見出しだそうで…
Experts: Ebola vaccine at least fifty white people away.
「専門家:白人が少なくとも50人亡くなればエボラのワクチンが登場する」(エボラ騒ぎの現状に対する先鋭な風刺)
もちろん、ブラックジョークですから「専門家の発言」などというのも無視していいのですが、このジョークの背景であるヨーロッパ中心主義あるいは白人中心主義には大いに怒りましょう
LRB最新号エボラ記事の筆者ポール・ファーマーについては英語ウィキをご覧ください。
LRBのホームページ
エボラノミクスという見出しのザ・ニューヨーカーの記事
今日の蛇足
10月26日はオーストリアではナショナルデーという祝日なんです。ところが日曜と重なっても振り替え休日制度はありません
25日から26日の夜、26日の午前3時を午前2時にして、冬時間(通常時間)に戻りました。日本とヨーロッパの時差も8時間に戻りました
拾ってきた風邪は大したことないのですが、急ぎの仕事で、ほやほや駅の続きは数日後になりそうです
でも、たまーに覗いてやってくださいませ いつも通り乞無期待
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